読書空間 ひつじ日和

浜松市の小さな書店です

2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ユヴァル・ノア・ハラリ「NEXUS 情報の人類史 上」

AIがひたひたと生活に忍び込んでいる現在。検索すればAIでまとめた情報が最初に目に飛び込ます。AIを利用して原稿を書いたとか、まるで自分の考えのような話を異なる方面から聞いたりします。 良いこともたくさんあるのでしょうかれど、このまま野放しにする…

天使の涙

星野博美さんの著書「旅ごころはリュートに乗って 歌がみちびく中世巡礼」や、浜松楽器博物館で古楽器の生演奏を聴いたあたりから日常的にリュート音楽を聴くようになりました。とはいえ CARM RADIO で流すくらい。具体的に作曲家や奏者の知識はありませんで…

読書空間 ひつじ日和について

取材を受けたことをきっかけに、お客さまからよく尋ねられることやお店としてのあり方を今一度言葉にして整理したくなりました。その一部を覚え書きとして残します。やや長文ですので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたらご覧下さいませ。 〈本との出…

早見和真「新!店長がバカすぎて」

あの名物店長が異動になってから3年。なんと帰ってきてしまいました。本当にバカなのかバカを演じているのか。後者でしたらかっこいいのですけれど・・。 新たなる登場人物も加わり武蔵野書店がさらに混乱に陥ります。「店長がバカ過ぎて」をおさらいしてか…

ゲオルク・ヴィルヘルム・シュテラー「カムチャツカからアメリカへの旅」

表紙をめくると地図があります。シュテラーが旅したと思われる道と動物が3種類。そのうち1種類はジュゴンのよう。ステラーカイギュウかな?と思って作者の名前を見ると、シュテラー。シュテラー=ステラーの可能性が高くなってきました。 カムチャツカからア…

日本一周

扉が開くと何やら大荷物の方!数年かけて歩いて日本一周するそうです。若者の挑戦、眩しいなぁ。思いっきり楽しんで下さいね〜。 富士山の街からスタートし数日。浜松のひつじ日和へは磐田から約20Kmの道のりを寒い中、歩いてお越し下さいました。 2年前のホ…

2026年1月の予定

2026年1月の予定です。急に日程、時間等、変更する可能性があります。事前に当ブログでご確認ください。 営業日 水、木、金曜日 10時頃~16時頃おやすみ 土、日、月、火曜日 ・静かな空間づくりにご協力ください。・喫茶の提供はございません。 読書空間 ひ…

山本文緒「無人島のふたり」

もし突然ガンと宣告され、数ヵ月しか生きられないとしたらどう行動するのでしょうか。正確な病名を知らないよりも知った方が良いし、治療方法だって数ある選択肢の中から選びたい。治療をしない選択もあるかもしれない。限られた時間の納得のいく選択をする…

沈黙

「微笑みを生きる」に心を打たれたので、続けてティク・ナット・ハン禅師の「沈黙」を。 呼吸を深く感じ直すということの意味や心地よさが、少しずつ時間をかけてわかるようになってきました。この二十数年の間の自分の変化からもよく感じとれます。 年齢的…

鳴沢真也「ぼくが宇宙人をさがす理由」

宇宙は想像できないくらい広大です。地球に生命が生まれたように、どこか遠くの星で生命が生まれても不思議ではありません。 仮に光速宇宙船ができたとしても地球に来ることは困難でしょう。ワープの技術まで習得していればわかりませんが。その生命が人間と…

正岡子規「仰臥漫録」

もし全く動けなくなって、布団の上のみで生活をせざるを得なくなってしまった場合。そして死が目前に迫っていることを知っている場合。一体何を考えるのでしょうか その状態に陥った正岡子規。それでも生命力に溢れています。食べたいものを食べ(すごい量で…

冬休み

(The heart at rest sees beauty in everything. 安らかな心は全てのものに美しさを見出す 散歩中「言葉の宝箱」のベニシアさんの言葉が浮かんだ) 長期休みの中で一番好きなのは冬休みです。期間もちょうどいいし楽しみな行事もほど良くあるし。 新年は両親…

松岡正剛「知の編集術」

編集という言葉をしっかりとその意味を考えたことはありませんでした。「編」には順序だてて並べる、という意味があります。編集は「集めて順序だてて並べる」ということになりそうです。とすると日々たくさんの情報の中かから何かを選択し、並べてみて、行…

内藤里永子「森の生活」

長い間、森の中で暮らしたことのある人類。頭のどこか奥の方に森の中の記憶がしまってあるのではないでしょうか。 樹木や草花に癒され、小動物と小競り合いしたり和解したり。植物や木の実を食べ、暑さや寒さの中での寝起き。 それを実践する内藤さん。きっ…

にこにこ

「にこにこ」がいっぱいのお手紙です。こちらも自然と笑みがこぼれます。やっと書けるようになった平仮名は、簡単な「に」と「こ」だったのかな。 大抵迷いなく手放すタイプですが( バシバシ斬り捨てます 笑 )こどもたちの手紙は別件。厳選し残しております…

飯田一史「町の本屋はいかにしてつぶれてきたか」

ここのところ本屋さんの閉店が相次いでいます。最近の出来事のように思いますが、実はずっと厳しい状態が続いていました。バブルの時代にも今と変わらず厳しかった本屋さん。文房具やCD等の本以外のものに助けられていたに過ぎません。 原因は誰が考えても明…

鷲田清一「じぶん・この不思議な存在」

小さいとき「じぶん」というものを考えるとなんとも言えない気持ちになった気がします。誰も変えることのできない決まりに対する疑問みないたものでしょうか。大人になると慣れてくるのか完全に受け入れられるようになったのかだんだん消滅していきます。 鷲…

2026年

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2026年 元旦 読書空間 ひつじ日和