日記(お店担当)

養生

(土偶!についてはまたいつか…) 極寒かと思えば急に寒さが緩んだり、なかなか過ごしにくい毎日ですね。こんな時は養生が大事というわけで、前にご紹介した「気のはなし」の若林理砂さんによる「養生こよみ」を手に取りました。 あの頃はたしか夏至からしばら…

お茶の話2

( 霧が立ち込めてしっとりとした朝の茶畑) お茶の志田島園さんとの出会いは、いつもふわっといい風をつれてきてくれる友人の紹介でした。信頼して流れにのってね、と自分の感覚も囁いています。 茶園を訪ねた日、当初は室内の軽作業をお手伝いするつもりでし…

お茶の話1

ここはお茶処静岡です。子供の頃から暮らしの中には常にお茶。あたりまえにある存在。だからこそ、専門家でもないのにお店で提供して対価を頂くのはなんだか気が引ける…。 本当はお茶がいちばん好きなのに。いちばん好きなものを好きと言いたい。そんな奥底…

浅間厳冬

(浅間山) 何かをしっかりと受け取るには時間が必要なことがあります。そのタイムラグは大きいほど、深い気づきや癒しを与えてくれる気がします。見えなかったものが見えてくる面白さは、生きる喜びにもなります。 長野の暮らしを経て、浜松に戻り随分経った…

凍結

凍結した湖面です。 寒そうですね。寒かったです。 ついでに滝も凍結。 浜松ではあまり経験しないこと。長野はいつでも刺激的です。 凍結といえば少し前によく聞いた 「Twitterが凍結」というフレーズ。 やってなければ凍結しようもないか〜。気持ちはほんわ…

アントワネット

マリーアントワネットが飢えた民衆に「お菓子を食べればいいじゃない」と言った、という話はよく見聞きしました。本当か嘘かはわかりません。極端な話には何か理由があるかもしれない。想像力を働かせてみるのは楽しいですね。世の中を見渡せば今もなお、真…

クリスマスローズ

クリスマスローズが咲きました。真白な可愛らしい姿を今年もありがとう。昨年より花芽も増えてうれしいな。花言葉は「いたわり」「なぐさめ」「追憶」起きたくない冬の朝に元気をもらいました。 読書空間 ひつじ日和

探しもの

「きんいろのしか」という絵本があったら教えて下さい。 そう頼まれたのはいつのことだったかしら。探しものがみつかるのは忘れた頃ですね。 バングラデシュに伝わる昔話を石井桃子さんのお話と秋野不矩さんの画で。なんだか贅沢です。 心優しい少年が王様の…

百人一首

新年恒例、我が家の百人一首大会。内訳は子供が三人、大人が二人。たいてい正月に暇すぎて開催されます。必ず涙する者がいる大会です。 小さい頃は字が読めなくて。抱っこしながら参加しました。勢いよく手が重なると結構痛い。年々達者になり負けず嫌いが涙…

本音

今年はどんな一年にしようかな。ぱっと浮かんだのは本音で生きる。〈本当の音を奏でる〉という言葉をみかけて、それだ!と感じました。 本音炸裂で生きている方だとは思いますが、さらに磨きをかけます。そのためにはどうしたらよいのでしょう。よ〜し、この…

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願い致します。 2023年元旦 読書空間 ひつじ日和

感謝

(精霊が宿るガジュマルの木) 2022年が終わります。感想はひと言、スピード感と充足感!このままいったら一生は、きらめきくらい短く感じるのかもしれません。きっとそれは素敵なことです。 どんなことが外側で巻き起ころうとも、余分な情報に惑わされないよ…

ホットミルクの話

ふと思いついて小鍋で牛乳を温め、少し甘くしてゆっくり飲みました。 身体がポッと温まり何か固まっていたものがほぐれて安心した気持ちになりました。 誰かがこぼすと教室中が臭い給食の牛乳のせいであまり好きではないのですが、たまに飲む温かいミルクは…

聖書のなかの女性たち

こちらは大事にしている母の本。本人はもう忘れてしまったでしょう。学校を休んだ日の暇つぶしに本棚にみつけたのが出会いです。それ以来、女性の哀しみを人生の中で感じるたび手に取り、遠藤周作さんの優しい語り口になぐさめてもらってきました。 こちらに…

悲愴

ベートーヴェンの悲愴、チャイコフスキーの悲愴など。 いくつか同じ題名の曲がありますが、ある時お客さまがベートーヴェンの悲愴ソナタの第二楽章を弾いて下さいました。 聴いていると悲愴感を超えた先の希望や明るい光を感じます。 ピアノの音は優しく記憶…

はじめまして、ルート・ブリュック

オーレリアン(蝶を愛するひと)という言葉を知ってから惹かれる蝶々のモチーフ。深い青や緑、鳥、母と子。光と陰影、時や空間、幾何学的な模様も。 この数年間に気になっていたことを一緒くたにして、ポンと一冊にして差し出していただいたような気持ちになり…

我が立つそま

ひつじ日和で過ごすひと時、本との一期一会を快適に楽しんでいただけるよう心配りしていますと、この世にはさまざまな生き方があり、誰もがそれぞれの場所で輝いているように感じられてきます。 お客さまの余韻がインスピレーションを運んでくることもありま…

夜の木

やっとやっと、届きました。 はるばるインドから。 置いただけで光を放つような存在感! ご予約いただいた方々に連絡しなくちゃ。 一冊一冊を手渡しする喜びも一緒に ひつじ日和に連れてきてくれました。 www.tamura-do.com 絵本「夜の木」11刷 読書空間 ひ…

忘れられない人

(忘れられない小道) 母が怪我でしばらく不自由な時期のこと。 美容室に行くのも億劫そうなので、髪の毛を切ってあげました。 さっぱりしたらとてもうれしそう。 最後に鏡を見ると、表情までふわっとやわらかくなって。 母の散髪をする日があるなんて、想像し…

後悔

たいていのことは忘れてしまう、いい加減な性能を誇る私の記憶。 例外的に深いところからじわじわと浮上してきて、この数年かけてしっかり自覚した後悔がひとつだけあります。 それは早過ぎたピアノとのお別れ。 いくらせっかちだからって、そんな早くに断捨…

山姥の微笑

ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短編29から。 タイトルをざっと見渡し最初に読んだのがこちらです。 怖そうです、ね。 怖いです、よ。 見たくないものであってもこの目で見る。 痛みをともなう作業であっても逃げない。 例えるなら心の奥底の汚泥物の除…

アレクサ

音声認識機能にちょいと不信感ありです。我が家にAIスピーカーはまだありません。 「アレクサ、今日は何度?」「はいマイケル、二十度近くまであがってあったかい一日ですよ。」 ナイトライダーの車のロボット(キット♪)みたいな声で応える夫さん。(お若い方…

待ち合わせ

ある日、友人に会いに行きました。 互いのこどもが学校に行っている短い時間。 中間地点で待ち合わせです。 おとなだけで落ち着いた気持ちで会うのはかなり久しぶりです。 この日をいったい何年待ったか。 会いたくても会えない日があることを、 いつも一緒…

モオツァルト

(「大人の時間だもう寝なさい」と子供の頃に言われた日曜洋画劇場。父が観ていたのは映画「アマデウス」 その晩に高笑いするモーツァルトと黒いマントの夢をみてしまい、しばらくは音楽室の肖像画が怖かった) モーツァルトではなくモオツァルト。 な〜んか洒…

アルテミス

月食やアルテミス計画によるロケット打ち上げなど、このところ空を見上げて宇宙に思いを馳せる機会が増えたように思います。 アポロ計画以来の月探査。ギリシャ神話にちなんで名付けられたアルテミスは、アポロと双子で月の女神なのだそうです。 気付けば11…

秘密の森の、その向こう (Petite Maman )

久しぶりに映画館で泣いてきました。 平日休みのお楽しみ。 エンドロールの後にもう少しの間、 照明を落としたままにして欲しかったくらいです。 子供っていろいろわかっている存在ですね。 まるで〈Petite Maman 〉だな、と我が子にも感じることがあります…

マエストロ

指揮者は誰とか交響曲の何番とか、全く覚える気がありません。 あの時のあれ、その時のそれ。 音楽を楽しむ時にそれ以上に何が必要なんでしょう。 とはいえ、思い出せないとSpotifyで曲を探すことができず。 そういうのが得意な夫さんに助けてもらうこともし…

いたずら

寒いなと感じる日が増えてきました。 実りの季節から少しずつ寒くなっていく時期がやっぱりいちばん好きです。 この季節の幸福感をたっぷり味わって過ごしたいですね。 紅葉の知らせが聞こえてくると、決まって映画「オータムインニューヨーク」のあるシーン…

毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである

手紙はおろか何も来ませんねぇ。 たまの通知は連絡網的なものばかりです。 世の中の人は何をそんなに通信することがあるのか、時々不思議になります。 勇気を出して友人にメッセージして返信があるとほっとします。 なんだか物言いが〈辛酸なめ子さん風〉に…

宝箱

(こ、この中にはお宝が・・・) 一度ゆっくり読んでみたいと思っていた京都・大原の古民家で暮らすベニシアさんのエッセイ。 左のページに日本語、右のページに英語。 平易な言葉を用いて下さっているのでわかりやすく、調子に乗ってベニシアさん気分でこっそ…