読書空間 ひつじ日和

浜松市の小さな書店です

瞑想や整理整頓

ネルケ無方さん

ネルケ無方さんが仰っていた言葉。修行を始めた頃にある場面で師に言われたそうです。 「おまえのことはもういい」 なんとなく見ていた番組から聞こえてきたひと言ですが、全てのことに当てはまる気がして刺さりました。うんざりする他者の承認欲求。翻って…

浄化

(妙高山 赤屋根と青空が眩しく、スカイケーブルからは日本海も) 今夏訪れた妙高や赤倉の辺りは、岡倉天心にゆかりがある地なのだそうで、晩年を過ごしたという山荘跡には六角堂がひっそりとありました。 それをきっかけに、茶の本に一歩だけでも近づく助けに…

成熟

シンプルにミニマムにといえば、私の中ではドミニック・ローホーさん。相性がよかったのか、これまでも実践するほどに楽になり、良い影響をたくさんいただいてきました。 「限りなく少なく豊かに生きる」「屋根ひとつお茶一杯」のあたりは特に好きでした。 …

雨の季節

(蛍袋) 雨の季節ですね。雨の日は落ち着くと仰る方もいます。受けとめ方次第ですね。雨音と共に瞑想もいいかもしれません。 ウキウキするでも沈みこむでもなく。静かな心。瞑想法とか難しいことはさておき。ただゆったりと呼吸を感じます。座って目を閉じて…

お茶ワーク

末広がりな志田島園さんとcha-workにあやかり「私なりのお茶ワーク」をあれこれ妄想していましたら、近頃夢中の「声に出して読みたい日本語」の中の千利休〈四規七則〉のところで、ピカ〜ンと光が降りました。 四規和敬清寂 七則茶は服のよきように点て、炭…

覚悟

死の周辺についていろいろ考えていました。昔から定期的にそんな期間がある気がします。もちろん、よりよく生きるための覚悟です。若い方でも尊敬する方は皆、死の意識をどこかに保有しているように感じます。 自分のことだけなら大枠はすっきりしている方だ…

酸欠

(素焼き) 何度見ても癒されるこの表情!ほえ〜っとひと息つきたくなる土偶ちゃん。あるイベントのお庭で出会い、ひつじ日和の店番のおともに連れて帰りました。 いくつかあるうち特に気に入ったのは、いぶし銀の色に焼けた子。作家さんによりますと、窯の中…

対峙

物と向き合うこと、人と向き合うこと。対峙するのが怖い時もあると思います。 どんな人生の難問も「突き詰めたら親との関係性にヒントがある」と、どこかで読んだことがあります。 「親の家を片付けながら」 共感できること。違う受け取り方だなと感じること…

後悔

たいていのことは忘れてしまう、いい加減な性能を誇る私の記憶。 例外的に深いところからじわじわと浮上してきて、この数年かけてしっかり自覚した後悔がひとつだけあります。 それは早過ぎたピアノとのお別れ。 いくらせっかちだからって、そんな早くに断捨…

しなやか

しなやかとは、たおやかで優美、落ち着いてしとやかなさま。 憧れるものにはみな、それが含まれていることに今さら気付きました。 例えば… 高1からの親友の雰囲気もそう。 素敵だなと思う方々の話し方。 母がお湯呑みを持つ手の動きとか。 ゆったりなめらか…

陰陽

(ぐるぐるをもうちょっとなめらかに) いつからか陰陽バランスの取れている状態の心地よさや、その秘めた力強さに惹かれるようになりました。 本書によると四季の移り変わりと同じように一日の中にも陰陽の変動があるとのこと。 それを一生繰り返していると思…

風景との対話

信濃追分の古本屋さん「追分コロニー」にて直感的に求めた、東山魁夷さんの「風景との対話」という随想。 信州で暮らした時期に出会った大切な一冊です。 以来〈無言の風景との対話の中に、静かに自己の存在をたしかめながらこつこつと歩いてゆくという生き…

原点回帰

クレストブックスはいつだっていい雰囲気ですが、今日は「赤いモレスキンの女」を。 パリの書店主の男が、見知らぬ女のモレスキンの手帳を拾ったことから始まる物語です。 モレスキンって手帳のブランドなんですね。 実はせっかちが高じ、後の者に迷惑を感じ…

菜根譚

きっかけは偶然見かけた菜根譚(さいこんたん)からの一節を用いたweb上のコラムでした。 水流任急境常静 花落雖頻意自閑 声に出して読んでみたら、なんだかすごく気持ちがいいのです。 水流急に任せて境常に静かなり、花落つること頻り(しきり)なりと雖(いえ…

沈黙

言葉を選んでいるうちに、伝えるのをやめたくなることがあります。 言葉があるから思考できるけれど、その言葉自体を持て余してしまう。 頭の中はなるべく「空っぽ」でいたいのに。 いっそテレパシーで伝わる人ばかりなら楽。 感覚が一緒なら言葉はいらない…

呼吸はだいじ

まるでヨガの先生が、クラス前にためになるお話を優しく伝えてくれる時のように、著者に語りかけてもらっているようです。 「呼吸はだいじ」 そう実感する場面を経験するほど、この本がありがたい頼れる存在に感じます。 「人間はみな、もともと明るく前向き…

クリシュナムルティの日記

今、大切に読み進めている本をご紹介します。 日記なので1日分くらい少しずつ。 お店番の合間に読んでは本を閉じ、手の中の本を感じながら、ただぼーっとします。 だからちょっと暇そうな時間帯にぴったり。 まだ読み終えてもないのにこうしてご紹介するのは…

アン・モロウ・リンドバーグ「海からの贈りもの」

初めて手にとったのは高校生の時です。 大事なことが書いてあると直感して購入。 その時には理解できないことも多くありました。 その後すっかり忘れ、再び手にしたのは30代になってから。以来時折、読み直して助けてもらっている気がします。 産後数年間、…