小学生くらいの時、川に行くのが好きでした。
父親が投網を趣味にしていて、日曜日になると4時頃もそもそと起き出し、二人で川に向かいます。
たまに友だちを連れて行くこともありましたが、父と二人だけ、ということが多かったように思います。
そういえば弟はあまり来たことがなかったな。
父は息子を置いて、鮎をめざしてずんずん川の奥へ入って行きます。
ぼくは釣りから始めます。
釣りがじれったくなり、間もなく手掴みに。
石の下に手を入れると(一番わくわくする瞬間です)そこに魚がいます。
コツは、魚に触ったなと思ったらあまり追いかけないこと。
そっと地面に手を置いておくと、魚は敵がいなくなったと思い、そのまま静かに地面に降りてきます。
そこに手があるので、ぎゅっと掴みます。
掴んだら何があっても離さない、という強い意志をもって捕獲します。
手づかみだと鮎を捕まえるのは本当に稀。ハヤ(ウグイ)が多かったですね。
映画「リバー・ランズ・スルー・イット」の原作「マクリーンの川」を読んでいて、そんなことを思い出しました。
ノーマン・マクリーン「マクリーンの川」
映画「リバー・ランズ・スルー・イット」
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