読書空間 ひつじ日和

浜松市の小さな書店です

川はそこを流れている

 

小学生くらいの時、川に行くのが好きでした。

 

父親が投網を趣味にしていて、日曜日になると4時頃もそもそと起き出し、二人で川に向かいます。

 

たまに友だちを連れて行くこともありましたが、父と二人だけ、ということが多かったように思います。

 

そういえば弟はあまり来たことがなかったな。

 

父は息子を置いて、鮎をめざしてずんずん川の奥へ入って行きます。

ぼくは釣りから始めます。

釣りがじれったくなり、間もなく手掴みに。

石の下に手を入れると(一番わくわくする瞬間です)そこに魚がいます。

コツは、魚に触ったなと思ったらあまり追いかけないこと。

そっと地面に手を置いておくと、魚は敵がいなくなったと思い、そのまま静かに地面に降りてきます。

そこに手があるので、ぎゅっと掴みます。

掴んだら何があっても離さない、という強い意志をもって捕獲します。

 

手づかみだと鮎を捕まえるのは本当に稀。ハヤ(ウグイ)が多かったですね。



映画「リバー・ランズ・スルー・イット」の原作「マクリーンの川」を読んでいて、そんなことを思い出しました。





P8130066

 

 

 

 

ノーマン・マクリーン「マクリーンの川」

 

 

 

映画「リバー・ランズ・スルー・イット」

 

 

 

読書空間 ひつじ日和