田坂広志「直観を磨く」

 
田坂広志さんの本に出合ったのはいつでしょうか。
弁証法について目から鱗が落ちるような体験をしました。
 
 
これは田坂さん著作の集大成のような本です。
 
少し前に読んだ「思いがけず利他」の中で中島岳志さんは、「利己は自己を超えた力の働きによって動き出す。オートマティカルなもの」と述べています。
 
田坂さんは思考を深めるためには「賢明なもう一人の自分との対話」が重要だと説きます。賢明なもう一人の自分を出現させるには、エゴを捨て、心を整え、無心になることが必要だと。
 
 
異なるテーマなのに類似点が認められます。
きっと人間が生きていく上で重要なふるまいなのでしょう。
 
 
 
 
田坂広志「直観を磨く」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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