灰谷健次郎「優しさとしての教育」

 
小学生の時、先生から理不尽に怒られたことがあります。
こちらの言い分は何も聞かずに一方的に怒ります。
そうなるともう黙って諦めるしかありません。
 
先生も人間なので仕方がないかもしれませんが・・。
 
 
 
「教える」「導く」「しつける」
灰谷さんはこれらのことばは「なんと冷たいものだろう」と述べます。
「イメージの貧困な、多様性とはほど遠い世界のものだろう」と。
 
 
 
後半は淡路島での自給自足生活について。
基本的には有機農業ですが失敗もします。
試行錯誤しながら化学肥料も農薬も少し使ってみたり。
 
「化学肥料や農薬を絶対悪とする考え方に、少し疑問が生じてきた。ひょっとして裏腹の関係にあるのではないかと思えてきたのだ。」
 
 
 
この本には書かれていませんが、どこにたどり着いたのか興味があります。
 
 

 

 

灰谷健次郎「優しさとしての教育」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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