(土偶!についてはまたいつか…)
極寒かと思えば急に寒さが緩んだり、なかなか過ごしにくい毎日ですね。こんな時は養生が大事というわけで、前にご紹介した「気のはなし」の若林理砂さんによる「養生こよみ」を手に取りました。
あの頃はたしか夏至からしばらく過ぎた頃、酷暑と台風にまいっていました。私たちの身体も心もダイナミックな地球の活動の一部、全て陰陽の移ろい、そんな風に自然と感じられてくれば上手くやり過ごせるでしょうか。
「養生こよみ」は繊細な方や女性にはうれしいヒントがいっぱい。体質ごとに違う悩みも、受けとめ方次第で慈しめるようになりそうです。若林さんに体調の波も心の揺らぎもあっていいと断言されますと、なんでもへのかっぱに思えてきます。(気圧の変化よ、かかってきな〜!)
いつも夫に「ハビタブルゾーンが狭過ぎる」とからかわれている私。確かに生存可能領域はかなり狭いですが。
暑さをけろりと忘れ、寒い寒いと言う自分を笑いながら、両極を愛さずにはいられないことを幸せだと感じました。
若林理砂「養生こよみ」
読書空間 ひつじ日和