「だまされる」という言葉について考えてみます。
誰かを信頼していたとします。
その人に何かを一任します。
思っていた結果と違った場合、だまされた、と思うはずです。
一般的に政治や医師や先生を信頼して、いろいろとお任せします。
同じ思考を持っていない限り、同じ目的に向かっているとは限りません。
伊丹万作さんは敗戦直後、
だまされて戦争を肯定していた人がほとんどで、だました人に会ったことが無い
と言います。
「だまされていた」といって平気でいられるなら、今後何度でもだまされるだろう
とも。
集団心理の影響もとても大きいと思います。
どのように生きて行けばよいのでしょうか。
きっとそのために学ぶのでしょう。
何かに足をすくわれないように。
読書空間 ひつじ日和