吉田篤弘「つむじ風食堂の夜」

 
もし人工的に積乱雲を作り出し、雷を呼ぶことができたら、そしてその雷をつかまえ、蓄電することができたらエネルギー問題は解決します。
ノーベル賞ものの快挙でもあります。
 
その第一歩は人工的に雨を降らせることでしょう。
 
 
小さな商店街、路面電車、大衆食堂、エスプレッソを提供するコーヒースタンド付きの劇場、銭湯。
下町のような雰囲気のある月船町に住むことになった人工降雨を研究する主人公。
 
大衆食堂の前にはなぜかいつもつむじ風が。
 
 
 
人工降雨の研究はいったいどうなるのでしょうか。
 
 

 

吉田篤弘「つむじ風食堂の夜」

 
 
読書空間 ひつじ日和