( Pursue your passion いつも情熱を胸に)
仕掛け本を手に取ることはあまりなかったのですが、わすれな草、ラベンダー、ジャスミン、ライラックなど、集められた花たちの色合いが好みでつい見入ってしまいました。
そのお花が何を象徴するかは地域や文化により違います。こちらで紹介されているのはイギリスのヴィクトリア朝時代の花言葉。いずれも思いやりに満ちた優しいメッセージばかりです。
今回、心惹かれたのはライラック。語源はアラビア語やペルシャ語で「青」を意味するそうです。
〈春まだ浅いころに花を咲かせ、かぐわしい香りで空気を満たし、新しい生命とロマンスの誕生を予感させます〉
そういえば、Netflixドラマ「First Love 初恋」でライラックの木が出てきたような。ライラックの花束が印象的。なるほど〜、ぴったり、しっくりです。Netflixの罠にハマるわけにはまいりませんので、予告編や主題歌の映像をちらり拝見。それくらいの低刺激にて充分満足です。
あらら、なんだか話が脱線。
お伝えしたいのは素敵な本だったこと。
フローリストの経験があり現在は陶芸家、テキスタイルデザイナーのモーリー・ハッチさんによるセレクト。カバーを外すとフラワーベースが隠れており、花束を作ることができるそうです。さてどんな風になるかは、お楽しみ♪
冷涼な気候を好むというライラックの花。はたしてこの辺りにもあるのかな。春がやってきたら探してみようと思います。
☆おまけ☆
ライラックからのFirst Loveついでに。
宇多田ヒカルさんのお誕生日LIVE
#40だいはいろいろアーカイブ
の最後の方(1:03:00あたり〜)落ち着いた雰囲気の「First Love」のアレンジが素敵でした。目を閉じヘッドホンで聴いたら、彼女がすぐそこにいるみたいに。その日は何やら最新の音響で披露してくれたそうで。「君に夢中」の3カ国語バージョンも、冒頭のイタリア語の響きに、夢中にさせてもらいました。
モーリー・ハッチ「花束になるブーケブック THINKING OF YOU(あなたを想って)」
読書空間 ひつじ日和