梅の話

 

梅の季節になると梅干しを作れるようになりたいな。せめて梅漬けくらいはやってみたいと毎年思います。

 

父方も母方も祖母たちは梅干しを作ってくれていました。あれを超える美味しい梅干しはもう手に入らない。幸い梅の実を頂く機会はわりとある。それなのに、たいてい梅ジュース止まり。はぁ〜と今年も深いため息。

 

そんな折、ひつじ日和にご来店の私のお味噌の先生。話していましたら、梅についてもやはり先生であるとわかり「ずっと見送り続けている梅仕事を来年こそ!」と約束。来年の約束をしただけですが、なんだかもうできた気分になってきましたよ〜。

 

気分の先取りは重要ですからね。「梅おばあちゃんの贈りもの」を読んで学んでおきましょう。(百年前の梅干しの存在には驚きました!)

 

乗松祥子「梅おばあちゃんの贈りもの: 82歳の現役職人が伝える梅仕事と暮らしの知恵」

 

読書空間 ひつじ日和