日詰一幸「時代の変わり目の静岡」

 

静岡県はとても住みやすい場所だと思います。
海もあり、山もあります。
東京にも名古屋にも2時間以内で行くことができます。
冬は温暖でほとんど雪が降りません。
夏は暑いですが。
農作物も豊富です。
人口も多く、産業もたくさんあります。

でも若者は静岡を離れてしまう人が多いそうです。
住んでいる場所の魅力はいったんその場を遠くから眺めないと分からないものなのかもしれません。
きっとUターンする人も多いのではないでしょうか。

静岡大学の学長であり、フードバンクふじのくに理事長でもある日詰さん。
行政学が専門です。
大学内に閉じこもるのではなく行動していることに感銘を受けました。

その視点で静岡県を眺めます。

「大学人のまなざし」の章は、これから文系大学を目指す人の参考になりそうです。

 

中曽根康弘氏が静岡大学の前身にあたる旧制静岡高校の卒業生だったなんて知りませんでした。

 

日詰一幸「時代の変わり目の静岡」

 

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