人はなぜ絵を描いたり、石を削ったりするのでしょうか。
文章を書いたり、作曲したりするように、やむにやまれぬ理由があるように思います。
当初はきっと誰かに見てもらおうなんて考えていないかもしれません。
社会生活に伴い、誰かの視線を意識するようになった、という考え方はどうでしょうか。
文明の発展にともない美術の様式も変化してきました。
美術の歴史を学んだ人にとっては基礎的なことも、そうでない人にとっては良くわからないことばかり。
ルネサンス、バロック、モダニズム、キュビズム。
聞いたことはあるけれど説明は全くできません。
そこは学びのきほんシリーズにお任せしましょう。
きほんのきのなかのほんの少しの部分を教えていただきました。
感性から入り、比較し、おおきな歴史の流れを学ぶことができます。
絵を上手に描く人は世界の見え方が違うのでしょうか。
伊藤亜紗「感性でよむ西洋美術」
読書空間 ひつじ日和