川口葉子「本のお茶」

 

静岡県に初めて来た季節は春。
海を見に行くと暑くて何か飲みたくなりました。
自動販売機の前で考えます。
暑いときに甘いものは・・・。
ミネラルウォーターはまだ売っていない時代でした。
もう選択の余地はありません。
缶の緑茶です。

ガタン、パキッ、ぐびぐび。
お茶ってこんなに美味しかったのか。

静岡県はお茶の県なのだと再認識しました。
茶畑はたくさんあるし、給茶機からは緑茶が出てくるし。
(海もあるし)

岡倉天心さん静岡に来たことありましたっけ。

 

「茶の本」のエッセンスを取り出し、川口葉子さんがアレンジしました。
葉の子、なんてまさにお茶にぴったり。

お茶の時間はいつになっても嬉しいものです。
複数人でわいわいするときも、ひとりでリラックスするときでも。

 

お茶には魅力的な何かと、計り知れないエネルギーが潜んでいる気がします。
今日も一杯いかがでしょうか。

 

川口葉子「本のお茶」

 

読書空間 ひつじ日和