世の中のちょっとした違和感を突き詰めていくと、行き当たるのが行き過ぎた資本主義経済です。
政治、経済、教育、医療、産業、農業・・・。
これをどう改善していくべきか。
そのヒントが満載の本です。
重要なのは個々人がちいさな選択を積み重ねていくことです。
今日食べるもの、どんな服をどこで買うか、行先とその方法、今晩の暮らし方・・。
最初は不便でもそれが大きなうねりとなって知らないうちに変わっていくかもしれません。
杉並区の区長選挙でそんなことがあったのですね。
しっかりと住民が考えて選択した結果なのでしょう。
このように少しずつですが変化を感じることもできます。
斎藤幸平+松本卓也「コモンの「自治」論」
読書空間 ひつじ日和