今年は七十二候のカレンダーを眺めながら過ごしました。
5日毎に1ページめくっていきます。
二十四節気と雑記と月の望、朔も同時に楽しめます。
清明 玄鳥至(つばめきたる) の時期にツバメが本当にやってきました。
芒種 梅子黄(うめのみきばむ) で梅をいただき、
雑節 二百十日 の日に台風がやってきて、
秋分 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ) で秋の到来を感じました。
人間は長い時間をかけて季節を言葉で表現してきたことが分かります。
昔はもっと自然が近くにあったであろうことも想像できます。
小さな発見と小確幸が詰まっています。
「七十二候めくり 日本の歳時記」
読書空間 ひつじ日和