哲学というと響きと漢字のせいか冷たくかたいイメージ。少し前に「ドゥルーズを読む」という勉強会を、ひつじ日和でされていた方々がいらっしゃいましたっけ。聴こえてくる内容は正直何のこっちゃわからなかったです。
長女もテスト勉強でちょうど哲学の変遷をうんうん唸りながら(何のために覚えるの⁈ってなりますよね。)学んでいます。勉強している子がいても先に寝るし「早く寝ましょう」しか言わないお母さんですが、今日は珍しく隣で哲学手帳を開きました。
こちらの本によれば、哲学とはひとことで言えば「物事の本質をとらえようと思考する学問」なのだそうで、対象を限定せず包括的に思考してよいとのこと。誰しも普通にやっている気がしませんか。とても人間的で熱い営みなんですね。
さあて、長女がブツブツ唱えている人名や各時代の変遷もすっきり整理されてきたし、例のドゥルーズもみつけたし。意外と楽しいかも。何の役にも立たない感じが余計にいいじゃない♪〈世界は虚構で、真理は幻想で…〉今夜はよ〜く眠れそう!
小川仁志「30日で学ぶ哲学手帳」
読書空間 ひつじ日和