スケッチブックや文房具を扱っているイメージのある月光荘。
はじまりは油絵用の絵具でした。
国産絵具を製造し販売します。
月光荘おじさんこと橋本兵蔵さんは富山県出身。
紆余曲折あり絵具にたどりつきました。
小さいながらも信頼のおける商売をします。
それがさらにファンを増やすことに。
販売したものにはとことん責任を負います。
「人間のえらさは、カネを貯めた分量で、はかれるもんじゃない。人を喜ばせた分量できめられるもんだよな」
「平和なとき、波風のないとき、人の本心は見えません。非常時になって初めて分かる。人の親切も真心も。人間に国境はありません。人の足元を見るような商売だけはしたくないのです。」
お店も人生も満ちたり欠けたり。
月光のようなやわらかな光が少しでも増えていくことを願います。
「人生で大切なことは月光荘おじさんから学んだ」
読書空間 ひつじ日和