ビル・ブライソン「人類が知っていることすべての短い歴史 上」

 

かなり厚い本なので読み始めるのに若干躊躇してしまいます。
でも読み始めると面白くて、なんでもっと早く読まなかったんだと後悔するくらい。

タイトルだけでは人類の歴史を想像してしまいますが、内容は自然科学の歴史です。
宇宙はいつ、どのように誕生したのか。
地球は何歳なのか。
宇宙や地球はどんな物質でできているのか。
地球の内部はどうなっているのか。
まるで自然史博物館にいるような。

そして一番スポットライトが当たっているのがそれを発見した人々です。
人々の研究や発見の歴史、と言っても良いかもしれません。

知らない天才たちがたくさん登場します。

大きな発見の影では、見知らぬ天才の尋常ではない活躍が潜んでいます。

 

それにしてもニュートンがこんなに変わった人だなんて知りませんでした。
もしかしたらこの分野はそのような人に支えられているのかもしれません。
それでもまだまだ解明できていないことばかりで溢れています。

 

残りの半分も楽しみです。

 

ビル・ブライソン「人類が知っていることすべての短い歴史 上」

 

読書空間 ひつじ日和