1800年前後のイギリス。
女性にとって結婚は大きな意味を持っていました。
だからこその結婚小説です。
結婚に関するある姉妹の物語。
個性的な人物たちが登場し、会話し、心の中で悪態をつき、陰で悪口を言い、愛想笑いや苦笑いをします。
時代背景を調べながら読むとさらに面白いかもしれません。
翻訳者の中野好夫さんの解説に掲載されていた、モームの言葉がこの本をよく表しています。
「これといった大した事件は起こらない。それでいて、あるページを読み終えると、さて次に何が起こるだろうかと、急いでページをくらずにはいられない。ところが、ページをくってみても、やはり何も大したことは起こらない。だが、それでいて、またもやページをくらずにはいられないのだ。」
ジェイン・オースティン「自負と偏見」
読書空間 ひつじ日和
