精神科医の森川すいめいさんが、自殺希少地域を旅します。
積極的ではありませんが、街の人々に接し、なんとなくこうではないか、という仮説までは辿り着きます。
この本事態は、その時の思考を追っているような感じです。
いってみたら普通の場所で、普通なのになぜそうなのかを考えながら行動します。
強烈な結論があるわけではありません。
何かを押し付けるわけでもありません。
ヒントみたいなものが垣間見えるだけ。
ものごとってそうなのだろうな、とも思います。
複雑な要因が重なりあって、すっきりした答えが出ることの方が珍しいのではないでしょうか。
大事なことがたくさん詰まっているような気がします。
森川すいめい「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」
読書空間 ひつじ日和
