この本が出たころは、お店を一時おやすみして、長野で暮らしていました。
リーマンショックの余波が続き、それに加えて大きな地震が来て、なんだか必死な日々でした。
子どもが幼稚園から運んできた未知の何かに感染し一家で寝込んだり。
恥をかくくらいニュースに目も向けることなく、特にアラブの春については、そういうことがあったんだ、という認識程度でした。
民主党政権については少しだけ注目していました。
ポピュリズムはこのころから始まっていたのですね。
パレスチナ問題も、環境問題も、人間が幸福に暮らしていくことについても、世界は出口を見つけることができていません。
人口が減っているのに過度な競争をしなければならない若い人たち。
本当に変えることができるのは本人たちだけなのかもしれません。
この14年間、人類はいったい何を選択してきたのでしょう。
池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題 2」
読書空間 ひつじ日和
