昭和、平成、令和と時代を経るにつれ、何か昔のしがらみみたいなものから自由になっている気がします。
その一方、自由や多様性という名のもとに、正しさの範囲が狭くなっているのでは、と思うこともあります。
正しさ、という言葉も難しいいですね。
何が正しくて、正しくないかは主観的なものです。
その幅は広く多様性があっていいはずです。
正しさを盾に排除してしまっていることも数多くありそうです。
世間の一般的な基準から外れてしまっている人々の苦悩。
世間とは何か。
一般的の定義は。
道を外れるとは。
多様性という名の実質的排除。
人が人を罰することの難しさ。
考えることの多い作品です。
朝井リョウ「正欲」
読書空間 ひつじ日和
