ここ数年、人類がこれほどmRNAやPCRという言葉を聞いた時代は無かったのではないでしょうか。
DNAの構造が分かってからまだ70年。
ヒトゲノム計画の終了から20年。
人間の体は、自分が意図せずとも巧妙な働きをしています。
遺伝子とは何か。DNAとは何か。
どのような研究がなされ、何が分かってきたか。
PCRの仕組みも、発見の経緯もわかりやすく書かれている本です。
DNAの二重螺旋構造の発見の経緯で、最重要人物ロザリンド・フランクリン。
縁の下の力持ち的な人はどの時代にもいます。
このような人がいたからこそ今があるのでしょう。
動的平衡を感覚的に知っていたからでしょうか。
動的平衡を知ると謙虚にならざるを得ません。
福岡伸一「生物と無生物のあいだ」
読書空間 ひつじ日和
