2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

室生犀星「或る少女の死まで 他二編」

室生犀星の小説を初めて読みました。自伝的小説のようです。3編ありますが、どれも引き込まれました。若い頃のどうしようも無さ、のような感じが良く出ています。金沢市、行ってみたいですね。 或る少女の死まで 他二篇 (岩波文庫) 作者:犀星, 室生 岩波書店…

真鍋真x山田五郎「大人のための恐竜教室」

2018年に出版された本なので最新恐竜情報が満載です。こども(小3)が恐竜のことについてはかなり詳しいのですが、この本で仕入れた知識を話したら、そんなことはもう知っていました。こどもってすごい。対談なのが残念でした。真鍋さん一人の本の方がもっと面…

C.W.ニコル「アファンの森の物語」

先日C.Wニコルさんのお話を聞く機会がありました。とても良かったのでもう少し知りたいと思い探していたところこの本に出合いました。稀有な存在です。もっと自然や森や海や地球全体を大切にしないといけませんね。そこから人類は生まれてきたのですから。 …

ダイアン・クック、レン・ジェンシェル「心に響く 樹々の物語」

大きな木には何か心惹かれれます。樹木は人間に酸素を供給してくれます。 普段何も意識しませんが。だからなのでしょうか。気になる木ばかりです。 浜松城公園の木がたくさん切られてしまいました。悲しいですね。 中日新聞の付録の最後に巨木巡礼というコー…

宮下奈都「羊と鋼の森」

我が家にもピアノがあります。もう40年くらい前のピアノを、5年ほど前にきれいにしてもらいました。 ピアノって面白い構造をしています。確かに羊と鋼ですね。良いテーマです。 こういう職業もあるんです。 羊と鋼の森 (文春文庫) [ 宮下 奈都 ]価格: 748 …

八木沢里志「森崎書店の日々」

本屋さんを中心とした物語。 本をよく読む人には若干物足りないかな。 読みたい本は増えました。 森崎書店の日々 [ 八木沢 里志 ]価格: 523 円楽天で詳細を見る 八木沢里志「森崎書店の日々」 読書空間 ひつじ日和

村上春樹「螢・納屋を焼く・その他の短編」

定期的に村上さんがやっているラジオを聞いていて、「納屋を焼く」の話をされていました。久しぶりに読みたくなり他の短編も含めて読みました。だいぶ間が空いていたので新鮮な気持ちで読めました。 各所にちりばめられている、本筋とは違うエピソードがすご…

重松清「トワイライト」

かなり昔に読んで、全く忘れちゃていました。先日岡本太郎氏の作品を思い出し、同時にこの本も思い出しました。 40前の同級生がタイムカプセルを堀出すところからはじまります。いろんなことが複雑に絡み合い、それぞれの人生はどこに行くのか。 浜松も出て…