2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
短期間に、様々な方法で同じ本を目にすることがあります。 書店の棚、エッセイの文章の中、インターネット上の情報。 ここ1ヶ月くらいで「野火」を何回か目にしました。 もしかしたら意識したから目についただけかもしれませんが。 「読め」ということだな、…
母が届けてくれた梅の花。 見事に咲いて部屋中いい香りです。 遠州のからっ風に吹かれて蕾が取れないように新聞紙に大事に包んで。 とても寒いのに、いい運動だからと歩いて来てくれてありがとう。 もう少しで春めくという予報と、この白梅のおかげで、寒さ…
絵本はさほど好きではありません。 幼い頃も読んでもらうより勝手にひとり、図鑑やお話を読むのが好き。 我が子にも読み聞かせをほとんどしませんでした。(ごめんね) ひつじ繋がりで「ブルツキーのひつじ」は印象に残っていたゴフスタインさん。 「ゴフスタ…
2022年2月の予定です。営業時間:10時頃~16時頃おやすみ:土曜日・日曜日・祝日(タップorクリックで拡大します。)浜松では珍しい雪。上手く撮影できなかった雪の結晶。読書空間 ひつじ日和
小川洋子さんのストーリーテラー能力が存分に発揮されている作品です。 できれば事前情報無しで読んでみてください。 読もうかどうか迷っている方は最初の7ページのみ読んでみてください。 このような状況でなくても同じような朗読会をしたら興味深いものに…
数年前、C.W.ニコルさんのお話を聞く機会がありました。 経済を追求する人間のために荒れ果てた森を再生し、その森が疲労した人間も癒してくれることを知っている方でした。 この本を読んでいると、お二人が同一人物のように思えてきます。 自然と生き物に愛…
お客さまからたまにいただくひと言。 「この本、購入してしまっていいですか?」 「もちろんです♪」 一応本屋さんなのに考えてみたら不思議。 きっと大事に収集しているイメージを持って下さるのかもしれません。 もちろん本への愛情はたっぷりと注いでおり…
明治時代に遭難した16人が、無人島で生活するお話です。 実話です。 生き抜く力(智慧)がすごい。 その源泉は明るく前向きな思考です。 現代においても前向きな思考はとても重要なことに思えます。 漂流の物語に惹かれるのも、生き抜く智慧を知りたいという欲…
ロシアの大自然と豊かさを感じるままに文章にしています。 上巻は1月~6月まで。 長い冬が終わり、短い夏がやってきます。 冬の間、雪が積もると、小動物の存在に気が付きます。 長野の冬もそうでした。 様々な足跡が残されています。 夏にはもっと活動して…
いつから好きになったのだろう。 学生時代のある時期は、友人とお店を巡っては感想兼交換日記的なノートをつけるのが楽しみでした。 う〜ん、もっと原点があるはず。 そういえば、父から家訓めいたものがありました。 ・コーヒーはせかせか飲まない ・喫茶店…
24歳で住職に就任した密成さん。 試行錯誤しながらこなします。 若いからなのか、仏教について、お寺にまつわるあれこれについて、熱心に考えます。 考え過ぎと思えるくらい考えます。 そして行動します。 チャレンジします。 新しい風が吹いているようにも…
旅行中に文章を書きたくなる人は一定数いるのではないでしょうか。 海外に行った経験はそれほどありませんが、行った時には日記のような文章ではなくとも簡単な記録をしました。 この本は、旅について書かれた本についてのエッセイです。 明治時代に旅した記…
クレストブックスはいつだっていい雰囲気ですが、今日は「赤いモレスキンの女」を。 パリの書店主の男が、見知らぬ女のモレスキンの手帳を拾ったことから始まる物語です。 モレスキンって手帳のブランドなんですね。 実はせっかちが高じ、後の者に迷惑を感じ…
小さい頃通っていた病院のロビーに大きな絵がありました。 具合の悪い時なのであまり良い印象ではありませんが、そのどっしりとした雰囲気をなんとなく覚えています。 ちょっとしたところに風景画が飾られていると見入ったりもします。 かといって絵画に詳し…
宮本輝さんはどこかで「もうエッセイは書かない」とおっしゃっていたので、この本を見つけた時には、あれっ?と思いましたが、嬉しい気持ちの方が大きかったです。 その理由はあとがきにありました。 この本では、作品についてのことや、ご自身の来し方につ…