2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

石飛 博光「ほっとする禅語70」

生きて行く上で必要な態度がたくさん記載されています。 一回読んでわかったような気になりますが、直ぐに忘れてしまいます。 繰り返し読んで定着させるべき本だと思います。 難しい内容ではないので、とにかく手に取ってみてください。 ほっとする禅語70 [ …

福岡伸一「変わらないために変わり続ける」

福岡ハカセがニューヨーク生活で感じたことを、生命的、芸術的視点をからめ筆を進めています。 今までとちがうところは、ニューヨークという薬味が加わったこと。 それが生命的視点をさらに深めていると思いました。 非常に面白く読みました。 読みたい本リ…

「Sudden Fiction 長短編小説70」

短編がたくさん入っています。 いろんな作家さんのいろんな短編集。 なので、続けて読むことはできませんでした。 少しずつ、気分を変えながら。 内容もおおっと思うものから、??のものもありました。 まさに玉石混交です。 たまにはこういう本も良いです…

池井戸潤「下町ロケット」

ロケットエンジンの技術をめぐる、企業間の取引が中心です。 中小企業がクローズアップされているので、気になって読みました。 売上が100億もある、どちらかというと大企業よりの中堅企業ですね。 中小零細を期待されていた場合ちょっと規模感が異なります…

「福島第一原発事故 7つの謎」

東日本大震災のあと、福島第一原発がどうなっていたのか、詳細を知る機会はなかなかありません。 この本ではその一部を知ることが出来ます。 現場を含め、あの事故に関わった人達はそれぞれが全力を尽くしたのではないでしょうか。 それでも止められなかった…

奥田英朗「沈黙の町で」

人間が複数集まるといろんな軋轢が生まれてきます。 そして、その軋轢から生じる様々な問題は、単純に善悪では区別できないこともたくさんあります。 子供たちならなおさらではないでしょうか。 この本に出てくる人たちは誰も悪い人なんて出てきません。 た…

ティム・オブライエン「ニュークリア・エイジ」

2009年に続き、2回目のニュークリア・エイジでした。 今回もスピード感を持って読めました。 訳注だけでも75ページを費やしていることから、時代背景がとても大切になります。 ベトナム戦争とその時代のアメリカ。 池上彰さん著「そうだったんだ!現代史」の…