人間が複数集まるといろんな軋轢が生まれてきます。
そして、その軋轢から生じる様々な問題は、単純に善悪では区別できないこともたくさんあります。
子供たちならなおさらではないでしょうか。
この本に出てくる人たちは誰も悪い人なんて出てきません。
たまたまこうなってしまった、ということだと思います。
犯罪者扱いするのは簡単ですが、それはとても危険をはらんでいます。
そういう目でいろんなことを考えて行かなければいけませんね。
久しぶりに奥田英朗さんの本を読みたくなり、これに行きあたりました。
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奥田英朗「沈黙の町で」
読書空間 ひつじ日和