2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題 8」

おさらいです。この本が出てから2年経過しているので、いろんな変化があります。ただ現在に至るまでの流れをざっと書いてあるのでとても面白いです。知らなくても恥をかくことはありません(笑) 特に大きな変化はトランプと金正恩の会談でしょうか。 世界中の…

菅野仁「友だち幻想 人と人のつながりを考える」

なんとなく感じていることが、体系化してまとめられています。さすが専門家ですね。子育てしている方も知っておいて損はない内容です。要素を少し・幸福になる要素・他者の二重性・共存、並在・包摂と自立・無限の可能性と限界・絶対受容・コミュニケーショ…

村上春樹「騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編」

2部読み終えました。予想外の展開でした。とにかく不思議な現象が続きます。いろんな布石が回収されます。知らなくて良い物事は世の中にたくさんあります。 まりえさんのこれからの物語も書けそうですね。 さて、新聞記事を読むことにします。 騎士団長殺し …

村上春樹「騎士団長 第1部 顕れるイデア編」

5月くらいでしょうか、中日新聞に村上氏のインタビューが掲載されていました。少し読み始めたのですが、「騎士団長殺し」を読んでからではないとそのインタビューは読んではいけないと直感的に思いました。まだその記事は読んでいません。様々な理由から読む…

映画「E.T.」

小学生の時に映画館で観ました。20年くらい前に何かで観たと思うのですが、忘れてしまいました。それ以来。小学生の時には理解できていなかったことがたくさんあります。ETめちゃくちゃ賢いです。 ETとは Extra-Terrestrial の略なんですね。 E.T.【Blu-ray…

白洲正子「鶴川日記」

白洲さん夫婦が鶴川で過ごしていたことはどこかで聞いていました。 武相荘でしたっけ。それに興味がありました。 おっ、と思い読みました。 ただ、鶴川の日記は三分の一程度だけでした。残念。あとは「東京の坂道」「心に残る人々」という内容です。東京の坂…

玉村豊男「種まく人-ヴィラデスト物語-」

信濃毎日新聞でも目にしたことのある玉村豊男さん。東御市でワインを作っていらっしゃるということは知っていました。いつか本を読んでみたいと思っていました。ワインを作っている場所に住み始めるまでの経緯がこの本に載っています。分かりやすい文章で、…

安部公房「燃えつきた地図」

安部公房の作品は多分2作目だと思います。以前に読んだ作品は、すね毛の毛穴からカイワレ大根が生えてくるようなものでした。かなり難解だった記憶があります。(もう十数年前です)この作品は文章的に難しいことはありません。ミステリーのように進んで行きま…

伊坂幸太郎「残り全部バケーション」

久しぶりに伊坂氏の作品を読みました。相変わらず独特で面白いですね。岡田さんのようなキャラがよく登場します。気持ちが良い。伊坂氏の理想なのでしょうか。最後はきっとああなると思います。 下の写真は文庫版ですが、単行本で読みました。 残り全部バケ…

高田郁「銀二貫」

江戸時代末期の大阪にある寒天問屋が舞台です。面白かった。寒天問屋の主人があるものを購入するところから始まります。優しく、厳しく、強く生きています。当時は火災が一番の災害だったのではないでしょうか。 銀二貫 (時代小説文庫) [ 高田 郁 ]価格: 7…

マイケル・ローゼン「悲しい本」

「悲しみは時を、人を、選ばない。いたるところにある。」誰もが経験をしたことがあるのではないでしょうか。無かったとしてもこれからあるのかもしれません。10年以上前にこういう気持ちになったことがあります。でも時間と人が何かを解決してくれます。 悲…