2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

司馬遼太郎「項羽と劉邦 上」

漢詩の本を読んでいて、やっぱり気になる二人です。 戦国時代を秦が統一して終わります。 その時代の始皇帝から物語が始まります。 項羽、劉邦の生い立ち、そして秦をどのように追い詰めていくかが、上巻の主な内容です。 司馬さんもすごいのですが、歴史が…

桐光学園大学訪問授業「日本の問題点」

桐光学園にて行われている特別授業の書籍化です。 これは2014年度のものですね。 良い授業ばかり。 中学、高校で聴くことが出来るのは人生において特別な経験になると思います。 大人が聴いても面白い。 中学生、高校生の感想を聞いてみたい。 高校生と考え…

湯浅誠「ヒーローを待っていても世界は変わらない」

先日ネットのコラムを読んでいて、良い文章を書く人がいるなぁ、と思いました。 それが湯浅氏です。 そこに著書が記載されていてこの本もそこで知りました。 内容は本当にその通りだと思います。 手足を動かさず、口だけ動かす評論家みたいになってしまって…

一海知義「漢詩入門」

まず、岩波ジュニア新書だったのですが、内容は大人向きです。 大人でも難しいくらい。 漢詩の奥深さを思い知らされます。 いろんな決まりごとはもちろんのこと、昔の漢詩を知っていることでさらに奥行きが増します。 文化がその文化を厚くしていきます。 い…

サン=テグジュペリ「星の王子さま」

娘が図書館で借りてきました。 夏休みの読書感想文を書き始めました。 ちょっとハードルが高いかな、と思いましたが、小学生が読む意味もあるのではないかと考え直しました。 でも最後に読んだのは5年以上前なので読み直すことにしました。 やっぱり奥が深い…

童門冬二「小説毛利元就」

以前から知りたいと思っていた毛利元就。 やっぱり魅力的な人です。 考え方が立派ですね。 現代の会社経営にも向いていると思います。 大まかに知るにはこの本で十分ですが、もう少し深く知るにはいろいろと手を出さなければいけません。 どこかの首相が強調…

夏目漱石「硝子戸の中」

晩年病気がちでなかなか外に出ることができない時期のエッセイ。 硝子戸の中、とは家の、もしくは部屋の中での考察、みたいなことでしょうか。 これだけ有名な人なのでいろんな人が訪ねてきます。 断らずに会うところが良いですね。 無理なものは無理とはっ…