2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ドミニック・ローホー「シンプルだから、贅沢」

資本主義経済の中にいるとだんだん見えなくなってくるものがあります。 価値観が少しずつ変わってきます。 そして社会全体には歪が蓄積され、よどみのような場所で変な事件や事故がおきているのではないでしょうか。 人間は何のために生きるのか。 本当の贅…

増田ユリヤ・池上彰「偏差値好きな教育後進国ニッポン」

周りを見渡しても、少しでも良い学校へ子供を入れたい、と思っている親が多いような気がします。 小学生から塾へ通い、夜10時以降に就寝するようでは、本末転倒なのでは?と感じます。 これからは少子化なので、今までみたいに競争よりも中身のある人間が重…

鷹野つぎ「娘と時代」

浜松市にこんな方がいたんですね。 浜松市中区の地域力向上事業で鷹野つぎさんの本が復刻しました。 明治時代の浜松の様子が分かります。 そして日露戦争当時の学生が何を考えていたのかも。 面白く読みました。 びっくりしたのは結婚した人が長野県の松原湖…

池上彰「世界から見る 平成史」

平成の歴史を簡潔に書いたものです。 池上氏の著書のどこかで読んだ内容が多いです。 しかも簡略版なので、ざっと知るには良いかも知れません。 しっかり知るにはそれぞれの本を読みましょう。 元号、何になるんでしょうか。 池上彰の世界から見る平成史 (…

河合雅司「未来の年表2」

2冊同時に買って読みました。 内容はほぼ同じです。 1だけでも十分だと思います。 この本は過去のデータから近未来を予測します。 人口の変化は、戦争などが無い限り、出生の数字そのままなので、かなり正確な予測となります。 大切なのはこれからどうするか…

河合雅司「未来の年表」

みんな薄々わかっていたはずなのにデータで見せられちゃうとドキッとしますね。 この内容を知っているかどうかで今後の行動が変わります。 ・子供の世代はやりたいことができる可能性があります。 詰め込み教育は避けるべき。 ・大人もできるだけ健康でいら…

五木寛之「百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海」

4巻を最初に読んでしまいました。 谷汲山に興味がありまして。 滋賀県は京都よりもお寺が多いんですか。すごい。 しかも信長に焼かれてしまった寺も多い。罪な人ですね。信長さん。 どのお寺も行きたくなります。 行きたくなるような背景があります。 百寺巡…

プルースト「失われた時を求めて 3」

2巻を読んだのは3月でしたか。時が経つのは早いものです。やっと3巻を終えました。 ”私”の恋の物語。誰でも同じような感覚を持ったことがあるのではないでしょうか。 とはいえ、恋だけではありません。いろんな出来事が”私”を成長させているんだと思います。…