2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

岡野雅行「仕事がおもしろくなる発想法」

町工場のスター的存在。 信念が独特です。 今の時代に合っています。 大きくしてしまうと、なかなか小回りが利きませんからね。 小さいままで、最大の付加価値を高めていくことでしょうか。 そのためには頭を使わなければいけない。 トライアル&エラーも。 …

山際淳司「スローカーブを、もう一球」

夏の高校野球、地方大会の決勝戦ですごい逆転があったみたいですね。 7点差のコールド・ゲームを無くしたらこういう試合が増えると思います。 7点差くらいだったら勝つ可能性があるのにな、って思っちゃいますし、失礼なことだと思いませんか。 とにかく高校…

新田次郎「小説に書けなかった自伝」

気象庁に勤めているときでも、小説を書いているときでも、 その仕事に対するスタンスが違います。 納期を守る。 目の前のことを真剣に片づけていく。 そこまで継続して打ち込むことが出来るというのは立派な才能だと思います。 すごい人ですね。 この間、諏…

フランク・パートノイ「大破局」

お金からお金を生み出そうと思うと、大変な歪が生じ、バブルの発生・崩壊へと繋がります。 あまり良い気分ではありません。 フランク氏が、東京から帰ってきて、やっていることが全部偽物で、気の滅入ることだ、と感じ、職を辞したことが救いです。 ハンバー…

世界のすべての七月

暑くなりました。 もう7月です。 ついこの間2014年になったばかりだと思っていましたが。 毎年7月になったら読もうと思っていた本。 ティム・オブライエン「世界のすべての七月」 今年の7月にやっと読むことが出来ました。 何年かかったことやら。 「ルーン…

ティム・オブライエン「世界のすべての7月」

ここ数年、7月になったら読まなきゃ、と思いながら過ぎてしまっていました。 今年(2014年)やっと読むことが出来ました。 2000年7月7日(金)から物語が始まります。 7月。夏(北半球では)。 人は7月にいろんなことを考え行動します。 年齢は関係ありません。 の…

竹中平蔵、田原総一朗「竹中先生、アベノミクスは本当に間違っていませんね?」

現在のアベノミクスについて、わかりやすく説明してもらいました。 細かな点については、疑問、異論、などもありますが、賛成するべき点もありました。 農業を多様な視点から見直すこと、いろんな既得権を排除していくこと、等です。 それから、次世代に現在…

吉川英治「宮本武蔵(八)」

一ヶ月ちょっとかかって全8巻、読み終わりました。 後半は続きが気になってぐいぐい読みました。 面白かったということですね。 おそらく内容から創作のウェイトが高いと思います。 本当の宮本武蔵さんはどうだったか、事実も調べてみたいと思います。 6巻く…

吉川英治「宮本武蔵(七)」

いよいよ大詰めです。 江戸のあれこれ。 まさか徳川家と縁があるとは?? そして、あの二人が兄弟だったなんて。 沢庵さんが大活躍です。 宮本武蔵(七) (吉川英治歴史時代文庫) 作者:吉川 英治 講談社 Amazon 吉川英治「宮本武蔵(七)」 読書空間 ひつじ日和

吉川英治「宮本武蔵(六)」

この巻で、武蔵がかなり成長したように感じます。 ・法典ヶ原開墾 ・伊織を弟子に ・江戸へ ・厨子野耕介に出会う ・伊織、きつねに化かされる 柳生兵庫、お通 ・小次郎 細川家で試合 ・北条新蔵を助ける ・武蔵、北条家へ 宮本武蔵(6) (吉川英治歴史時代文…

中沢新一「日本の大転換」

2回目にして、さらに理解が深まりました。 人間は、地球上の循環の一部として生きています。 ゆるやかな平衡状態を保ちながら。 そして、その循環、平衡の起点は植物。 植物の光合成があって、動物(ミトコンドリアを持つ細胞)が生きていけるようになりました…

色を奏でる

小学校か、中学校か忘れてしまいましたが、教科書の中でとても印象に残っている文章がありました。 そして誰が書いた文章かも覚えていません。 きれいなピンク色に染められたものがある。 それが桜の花ではなく、春先の桜の幹を煮出すと鮮やかなピンクになる…

三浦佑之「金印偽造事件」

あの志賀島で発見された「漢委奴国王」金印が偽造ではないか、ということがあれこれ書いてある本です。 もうすこし分かりやすく書いたらよかったのに、と思ってしまいます。 金印が偽造と考えるより、ホンモノがあんな所から出てきた、と考えた方がロマンが…

佐藤初女「「いのち」を養う食」

こういう本を読むと背筋がピンとしますね。 正座して読んでしまうような本です。 食べることは生きることであり、その食べることの基本に、おむすび(お米)を据えます。 確かに、おいしいお米と、味噌汁があれば事足りてしまいます。 この本も読んでいるとお…

マリー・ホール・エッツ「海のおばけオーリー」

オーリーと名付けられたアザラシの、長い旅の様子です。 飼育係の人がとても優しいですね。 最後、オーリーの旅の様子が地図になっています。 3歳の息子はそこが好きなようです。 5大湖のうちの4つの湖を渡りきり、赤毛のアンの、プリンスエドワード島をぐる…