2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
水無月の 夏越の祓する人は ちとせの命 延ぶといふなり 読書空間 ひつじ日和
枡野さんの本を読むと背筋が伸びます。 「働き方」という題ですが「生き方」でもあります。 お守りの一文に感銘を受けました。 「お守りはあなたを守るものではないのです。預かったお守りを、あなたが守っている。身につけているお守りを守るために自分の行…
暑い日も増えてきましたね。 しばらく前に小学校の野菜を育てる授業のためにこどもに苗を持たせました。 ついでに自宅用にと育てていたきゅうりが実り始めました。 先週から続けて5本目。 みずみずしく、とても美味しいです。 去年よりいい感じで採れるのは…
大きな樹を見るとなんとも言えない感情になります。 自然の驚異みたいなものも同時に感じます。 幸田文さんが木を見るために日本中を旅します。 北海道から屋久島まで。 樹皮を着物みたいだ、と表現し、使い道の無い曲がった木にも同情を示します。 なぜか引…
2021年6月の予定です。営業日 平日(9時~16時頃)おやすみ 土曜日、日曜日(クリックやタップで拡大します)雨の日にゆっくり読書はいかがでしょうか。読書空間 ひつじ日和
初夏はラベンダーの季節ですね。 高温多湿の浜松の者からすると、その紫と香りとを想像するだけで涼やかな心地になります。 長野の義母がほいっとくれるラベンダースティック。 外国文学によく登場するラベンダーのポプリだとかサシェだとか、幼い頃は特別な…
城跡巡りが好きな方からのお薦めで掛川の横須賀城跡を訪ねました。 武田勝頼が開城させた難攻不落の高天神城奪還に向け、前線基地として家康が築いたお城なのだそうです。 こう書いていても正直、ちんぷんかんぷんなのですが、ラピュタの木のようにこんもり…
中村江里子さんの本との出会いは溯ること20年近く前でしょうか。 初期のエッセイからはじまり、3人のお子さま方の成長を楽しみにしている密かなバルト家ファンです。 華やかな印象で遠くかけ離れた存在ですが、なぜだか本を開くと明るい気持ちになって、女性…
一日中しとしと雨だったある夕方。 傘はいらなくなったものの空はどんより。 約束の時間に遅れそうで急いでいました。 もう遅れてもいいやと開き直りふと見上げたら、あれ?西の空だけきれいな色。 もしかしてという勘は当たり! 反対側の空、ビルや電線の谷…
ただ今、浜松中央図書館は改装中につきお休みです。 知らずに来館され、お知らせを見て残念そうな方をよく見かけます。 来年の七月くらいまでかかる大規模な改装のようです。 浜松にはもっと大きくて新しい図書館もありますが、ここは小さい頃から慣れ親しむ…
諏訪湖の湖面は標高750m程度。 スカイツリーの100m以上も高い場所です。 冬は毎朝氷点下。 厳しい気候にもかかわらず、かなり古くから人が住んでいました。 生き抜くためのあれこれが現在の諏訪地域の風土となっています。 だからなのか諏訪地域出身者が創業…
街中に書と一輪の花をいつも飾ってくださっているお店のようなスペース(何屋さん?やっているの?はずっとわからないまま)があります。 そこを通る度、心を動かされ、潤いをいただいているように思います。 この時期にはドクダミの花をみかけることが多く、…
1980年代中盤。幕末の京都。 真之介・ゆず夫婦が営む、「御道具 とびきり屋」が舞台です。 夫婦の人間模様、道具にまつわるあれこれ。 時には笑い、時には涙し、幕末に活躍したあの人達も愉快に登場します。 ゆずさんの道具を見る目が卓越しています。 13本…
たまにこもったようなやわらかい声を聴きたくなることがあり、そんな時に聴くDido 。 いくつか好きな曲がありますが、その中の「Thank you」という曲を聴きながら…。 発売された当時は憂いのある雰囲気やキーワードに惹かれていたように記憶。 雨の日が似合…
第二次世界大戦下、ナチスによって強制収容所に送られてしまったフランクルさん。 奇跡的に生還します。 精神科医の視点で強制収容所内を観察していました。 (詳しくは「夜と霧」にて) 開放された翌年に大学で講演をしました。 その内容がこの本です。 過酷…
葉はぐんぐん成長すると、玉ねぎの皮みたいにむけてきてしまう。 迫力あるグリーンをみているだけでも十分楽しい存在ではありました。 しかし、ついに長い間謎だった植物に花が咲きました。 淡く美しい桃色、なんとも言えない芳しい香り。 次々につぼみはふ…
風にのってふわっといい香りがしてきました。 姿は見えないのに香りだけは感じるのであちこち見渡して探します。 羽衣ジャスミンというらしいです。 調べるとジャスミンは種類がたくさんありました。 花言葉は「優美」「誘惑」 本当にいい香りに誘われてしま…