2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あるがままに生きる

天気のように晴れたり曇ったり直感的でなんとなく生きている私からすると、論理的でいつも安定している夫が眩しい時があります。 この本を読むと、あるがままの自分を肯定してもらった気がして、まあるい気持ちに戻ってくることができます。 「あるがままに…

クロッカス

何か球根の水耕栽培をやりたくてクロッカスで願いが叶いました。 ヒヤシンスは以前やってみて上手く育ちましたが、花が少し重たいな。 去年はチューリップで失敗してしまったし。 今年は白いクロッカスで大正解。 可憐な姿はひと目で気に入りました。 花言葉…

菊池敬一「ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」

ヴィレッジ・ヴァンガードが出来てから10年前後に書かれた内容です。 小さな本屋さんには参考になることがたくさんあります。 13年前に開業するときもかなり勇気をもらいました。 かといってヴィレッジ・ヴァンガードにしたい訳ではありません。 根底にある…

梅の花

もう咲いているかなと出掛けてみたら...。 この木は毎年早く咲いてくれる気がします。 今日もよい1日を〜。 読書空間 ひつじ日和

ぽんかん

ついこの前まで「こたつの上にみかん」が定番だったのに、気付けばやや飽きてしまい傷む前にと急いでいただいたみかん。 ごめんね。この前までは1番だったのに。 代わって登場したぽんかんの美味しいこと。 似ているのに絶妙に違って今の気分の味。 欲する味…

レベッカ・ソルニット「それを、真の名で呼ぶならば」

レベッカ・ソルニットさんは社会のでこぼこを平らにするような活動をされています。 普段はあまり耳にすることのないアメリカの様々な問題に取り組みます。 性別による問題、人種差別、環境問題、政治、等々。 4年前の大統領選挙についても。 人種差別(特に…

村上春樹「猫を棄てる」

村上さんのエッセイです。 猫を棄てに行くエピソードから父親のことを回想します。 父親が亡くなってから、その人生をいろいろと調べます。 そこになんとも言えない愛を感じました。 コーヒー1杯分で読むことのできる長さです。 そういえば昔、猫に顔をひっ…

須賀敦子「須賀敦子エッセンス1」

須賀敦子さんのことはそんなに知っている訳ではありません。 本も1冊読んだ程度です。 この本を読むと須賀敦子さんの来し方が少し分かります。 戦後間もなく留学したこと。 コルシア・デイ・セルヴィ書店で仲間に囲まれていたこと。 イタリア人と結婚したこ…

2021年1月の予定

2021年1月の予定です。営業日 平日(9時~15時頃)おやすみ 土曜日、日曜日※17時くらいまで開けている日もあります。〇年末年始のおやすみ 12月31日~1月3日 2021年1月4日から通常営業予定です。読書、瞑想等にご利用ください。読書空間 ひつじ日和

日曜日のこと

日曜日に浜名湖に架かる橋を通った時のことです。 車の外は寒いけれど、光はまぶしいくらい降り注ぐ午後。 空にはたくさんの鳥たちが「く」や「へ」のような字をつくりながら飛んでいきます。 大小さまざまいて名前もわからないし、いつもこうなのか、季節や…

池上彰x増田ユリヤ「感染症対人類の世界史」

人類の歴史は感染症抜きには語れません。 転機には、かなりの確率で感染症が介在しています。 感染症から考える世界史です。 分かりやすいですし、興味深く読みました。 感染症はいつもそこにありました。 でも人間が絶滅することはありませんでした。 現在…

レベッカ・ソルニット「説教したがる男たち」

より大きく、より高く、より早く、より強く。 他者に勝とうとする社会は成熟には程遠いと思います。 企業も、政治家も、男性が中心であるとその傾向が強い気がします。 愛や思いやりがあり、みなで分け合う社会になれば「フェミニズム」ということばも消滅す…

池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題11」

このシリーズを読むたびに切ない気持ちになります。 なんでこんな世の中になってしまったんだろうと。 半面希望もあります。 それは少しでも良くしようと行動する人たちがいることです。 少しでもその役に立つような選択ができたらと思います。 わかりやすい…

よあけ

寒い時期にはおひさまのぬくもりが本当にありがたいですよね。 昨日の冷たい雨が嘘のように、今朝はまぶしい光に包まれてうれしい朝でした。 そんな光と闇のコントラストを感じられるユリー・シュルヴィッツの「よあけ」 夜明け前の真っ暗な湖からはじまる静…

小川和也「未来のためのあたたかい思考法」

ここ数年AIとロボットの進化が人間の仕事を奪ってしまう、という話題がよく上がります。 確かにAIが得意なことはたくさんあるでしょう。 そして人口の多い場所ではより便利になることもあるでしょう。 それで本当に幸せになれるのか?と問われると、疑問が付…

原田マハ「総理の夫」

主人公は日和さん。 日和さんの妻、凛子さんがある日、内閣総理大臣になってしまいました。 夫婦関係、日本の行く末、政局を日和さんの視点で語ります。 今の日本に必要なのは凛子さんのような政治家です。 背景も現在の日本に近いと感じました。 「本日は、…

カチコチの朝

慌ただしくこどもたちを学校に送り出した後、開店前の掃除の時間は、気持ちを整える大事な時間でもあります。 お店の土間はいつもモップがけするのですが、今日はなんだか様子が変。 モップがカチコチに凍っていたのです。 ああ、私の寝起きの身体がカチコチ…

神谷美恵子「生きがいについて」

若い頃から「生きがい」をテーマとしていた神谷さん。 精神医学を学びながら、ハンセン病の患者さんと接することで思いを強くします。 論文に使えなかった質的なものを本にしたかったとおっしゃっています。 「生きがい」について体系的にまとめたものです。…

柴崎友香 田雜芳一「いつか、僕らの途中で」

京都と山梨を、手紙が往復します。 「何年も前に「手紙っていうのは、自分のことだけを書くためにあるのかな」って書いてあって、手紙を書くたびにいつもそのことを思い出します。」 「離れていて、困ることは、会えないことよりも、会っていないっていう状…

佐鳴湖

お正月はいかがお過ごしでしたか? 静かなお正月も良いものですね。 我が家では運動不足解消に皆で佐鳴湖を一周歩きました。 実は昨年も歩いたので今年は反対周りに。 約6kmを1時間半くらいのんびり歩きます。 途中末っ子の「なん歩計(万歩計)、何歩?」 の…

原田マハ「本日は、お日柄もよく」

先日、少し古い新聞を偶然手に取りました。 菅内閣が発足したことが大々的に報じられていました。 下の方の目立たない場所に「安倍さんのスピーチライター がその任を解かれた」という記事がありました。 その数日後に読み始めたのがこの本。 スピーチライタ…

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。 2021年元旦 読書空間 ひつじ日和