2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

miyono「とある暮らし」

よく世代を現すのに代表的な単語が使われます。 今だとZ世代とか、ミレニアル世代とか。 世代でくくってしまうことになんとなく違和感がありました。 人それぞれ違った考えや感情を持っているはずです。 大事なことを見落としてしまいうのでないか、と。 確…

春の海

お客さまに「そろそろお花見ですね」とお声掛けしますと、「花より海」とのご返答。 花も好きだけど確かにそれもわかる! みんなが桜に浮かれているうちに海ね〜。 あまのじゃくな気分がムクムクと…。 近くていい所を教えて下さいましたのでさっそく出掛けて…

天使のくれた時間

家族分のカップを新調した時のこと。 元ジャスコだった地味イオンにて、安価でベーシックで、マイカップであることがわかるワンポイント付きを購入しました。 たわいない買い物ですが皆で選ぶ時間はとても楽しく、帰宅して淹れたお茶も普段以上に美味しく感…

2022年3月の予定

2022年3月の予定です。営業時間:10時頃~16時頃おやすみ:土曜日・日曜日18日・金曜日はおやすみです。21日(祝)・月曜日は営業予定です。(タップorクリックで拡大します。)確定申告の季節です。POSレジソフト、会計ソフト、e-Taxの組合せはとても便利です…

中島岳志「思いがけず利他」

利他についてここまで深く思考している本は無いのではないでしょうか。 様々な視点から利他を分解します。 落語、仏教、ヒンディー語の与格構文、岡潔さんの情緒、志村ふくみさんの染色、土井善晴さんの料理、民芸、NHKのど自慢、イラク人質事件、タイの洞窟…

堤純子「アーミッシュの老いと終焉」

アーミッシュについては時折耳に入って来ました。 現在の便利なものから離れて暮らしている人たち。 馬車での移動。電気は使わず。 この本のタイトルを見た時、アーミッシュが遂に終焉を迎えてしまうのか、資本主義に飲み込まれてしまったのか、と思いました…

スズキナオ「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」

数年前、大阪の天満駅で降りたことがあります。 細い路地に飲み屋がたくさんあり、昼前なのにもう飲んでいる人がいてとても驚きました。 東京から大阪に引越したスズキさんも「ショッキングだった」と書いています。 「朝の9時10時から開いている店がやたら…

遭難

春の嵐の冷たい雨の卒業式。 疾病対策のため窓全開の底冷えする体育館。 じっと座っていたら身体の芯まで冷え切ってしまいました。 悪天候もなんのその元気いっぱいで別れを惜しむ生徒たちと対照的に次第に震えが…。 以前、強風と小雨のパラつく宝永火口トレ…

ジェフリー・S・ローゼンタール「それはあくまで偶然です」

今まで、そんな偶然があるのか、ということを経験したり聞いたりしました。 イタリアのピサの斜塔の前で偶然会った。 4と9の数字ばかりの売れ残りの最後の1枚の宝くじが当たった。(小額) 統計で計算すると実はそれほど小さな確率ではないのかもしれません。 …

原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」

2013年にデトロイト市が財政破綻したのですね。 緊縮財政を余儀なくされ、デトロイト美術館もターゲットに。 名作絵画を売り財源を確保しようというです。 日本でも夕張市が行き詰まり、財政再生団体に指定されています。 25年前に夕張市を訪れたことがあり…

事件

我が家の受験生の笑顔の花も咲き、春がやってきました。 実は試験直前、歯茎が腫れる!という緊急事態が発生。 即行で頼れる某歯科室に電話。 スーパー衛生士Nさんの神業洗浄のおかげ、翌日には痛みはひいてほっとしました。(いつでもご紹介致します♡) 受験…

伊藤亜紗「「利他」とは何か」

利他とは簡単なようで非常に難しい問題です。 例えばSDGsは利他的であり、それ自体とても良いことなのですが、それを利用して売上をあげようとする企業に対しては利己的なイメージを持ちます。 人が生きるということはそれだけで非常に利己的なものであると…

澤田大樹「ラジオ報道の現場から 声を上げる、声を届ける」

中学生の時にFM局が開局しました。 県で唯一の民放FM局です。 なんだか嬉しくて毎日聴いていました。 プロ野球のテレビ放送も「一部の地域を除いて延長します」の一部の地域に該当していたため、続きはラジオで、でした。 今も車を運転するときにはラジオの…

福岡伸一「芸術と科学のあいだ」

自然界には不思議な現象や美しいものがたくさんあります。 植物(花・果物)の鮮やかな色彩。 何一つ同じ形の無い雲。 イモムシから変身する蝶。 雪の結晶、虹、オーロラ。 芸術も原点は自然の中にありそうです。 福岡ハカセは危惧します。 「日本の教育制度が…

ささやき

(ショパン、泣いてる) ジョルジュ・サンドといえばショパンの恋人でしたね。 たまたま手にとった百年文庫の中に、彼女の作品「花のささやき」がありました。 知らなかった、作家さんだったのね。 (百年文庫からの変化球は、読書を豊かにしてくれます) 晩年の…

心身が健全で調子が良いかどうかの見極め。 方法はいろいろあると思いますが、鳥の声が心地よく聴こえる時はいい感じな気がしませんか。 朝、窓を開けて新鮮な空気を入れる。 マインドフルな状態で外を歩く。 そんな時、街中であっても鳥は意外とたくさんい…

石牟礼道子「苦海浄土」

水俣病という言葉を知ったのは小学生の時だと思います。 その歴史を眺めてみると当時はまだ苦しんでいる方が数多くいた時代だと改めて気付きます。 高度経済成長の時代。 自然環境の破壊よりも経済成長。 経済という免罪符の影で、10年以上苦悩し続ける声も…

トレイシー・シュヴァリエ「真珠の耳飾りの少女」

絵画をテーマに、ある程度史実に基づき、ミステリアスな物語を展開します。 絵画に詳しい訳ではありませんが、そうだったら面白い、と思える分野です。 フェルメールのあの有名な絵のモデルはいったい誰なのでしょうか。 17世紀、オランダ、デルフト。 ペス…

ビフォーアフター

(ビフォー) ついつい立ち止まってしまう場所。 私にとっては観葉植物売場かもしれません。 魅力的な緑たちばかり。 でも置き場所の問題もあります。 増やせばいいってものではないですし。 どうせならお洒落な鉢だって欲しいな。 いやいや見た目だけじゃない…

甲斐かおり「ほどよい量をつくる」

二宮尊徳さんの言葉です。 「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」 渋沢栄一さんも同じ思想です。(「論語と算盤」) そしてこの本に出てくる人たちは言葉だけでなく実践しています。 そこには様々なきっかけがありますが、根底には道徳的な背…