心身が健全で調子が良いかどうかの見極め。
方法はいろいろあると思いますが、鳥の声が心地よく聴こえる時はいい感じな気がしませんか。
 
朝、窓を開けて新鮮な空気を入れる。
マインドフルな状態で外を歩く。
 
そんな時、街中であっても鳥は意外とたくさんいることに驚きます。
 
一方、全く興味を持てない時期もありました。
落差は歴然。
 
大笑いしたのはキツツキという特定の鳥がいない、ということ。
それは総称であって、キツツキと呼ばれる仲間がいっぱい…。
 
はあ⁈
 
「キツツキはキノコみたいなことだよ。」
 
少々呆れながら、すっとぼけママに教えてくれる息子。
よく考えたらわかる気もするけど、そんなこと今までの人生の中で全く意識してなーい。
 
だんだんと恥晒しのようになってきました。
気を取り直し、鳥が印象的な本をひとつ。
 
「草木鳥鳥文様」
 
古い箪笥の引き出しの底に描かれた鳥たちが、これまた意外な場所にて写真におさめられています。
 
えもいわれぬ独特な世界観。
 
梨木香歩さんの美しい随筆とともに、いつもとは違った趣きのある〈バードウォッチング〉のひととき。
 
鳥や自然がお好きな方への贈り物にもぴったりです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
梨木 香歩「草木鳥鳥文様」
 
 
 
 
読書空間 ひつじ日和