2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

横田増生「仁義なき宅配」

先日、雑誌で横田氏がユニクロでアルバイトをした記事を読みました。 面白いことをする人だな、と。 それがきっかけです。 この本も非常に面白い。 ヤマト運輸と佐川急便でアルバイトをします。 今日、NHK NEWS WEBで佐川のセールスドライバーが、不在に頭が…

夏目漱石「吾輩は猫である」

夏目漱石はいろいろ読んできたのですが、なぜか手に取る機会のなかった本です。 読んでみて、難しいけれど、その後の漱石の基礎となることが良くわかります。 猫目線なのでとても自由です。 話も猫のようにあっちへいったり、こっちへいったり。 初めての小…

池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題 (7)」

今まで池上さんの本を読んできたのですが、その集大成ですね。簡潔にわかりやすく、事実だけを書いてあります。なんとなく池上さんはこっちの意見ではないか、と思わせるところもありまが。 そうだったのか シリーズも読むと理解が深まります。 知らないと恥…

池上彰「池上彰とホセ・ムヒカが語り合った。本当の豊かさって何ですか?」

ムヒカさんは貧富の解消をするためにいろいろなことをしています。 人間はなぜ生きるのか。 人工知能が人間の仕事を奪う、といわれていますが、そんな味気ない社会にしたいと本当に思いますか? これ以上欲しい物ってありますか? 一度みんなで真剣に考えな…

梶原しげる「不適切な日本語」

同感できること多々ありました。 オリンピック等で勇気、元気をもらいました、には違和感があります。 なごり雪とか家並とか白夜の経緯は興味深い。 歩きスマホにも納得。 最近気になる言葉は「実態」。 結構乱発されています。 不適切な日本語(新潮新書)…

平川克美「小商いのすすめ」

タイトルと中身はそのままリンクしませんが、著者の平川氏がこの本のあちこちでその理由を書いています。 内容は全面的に賛成します。 戦後の所得倍増計画は、実は貧富の差をなくすための方策だったのですね。 縮小均衡という考え方にも賛成です。 これ以上…

ヒュー・ロフティング「ドリトル先生航海記」

小さい頃、ドリトル先生は特に興味を持つことがありませんでした。小学生時代にもし読んだとすれば、どういう感想を持つのでしょうか。大人としてはそんなに惹かれる感じではありませんが、ドリトル先生の公平さには納得します。 訳も良いと思います。あとが…

恐竜くん「知識ゼロからの恐竜入門」

入門と書いてありますが、結構充実しています。 恐竜ってすごいですね。 調査が現在進行形のため、どんどん新しい情報が出て来ます。 恐竜くんについては、ラジオで話していたのを聞いて興味を持ちました。 さかなクンに許可を取りに行ったとか。 応援したい…

尾木蔵人「インダストリー4.0」

概要を知るにはちょうど良いでしょうか。どこに向かうかなんて全くわかりませんね。こういう世の中では生きてゆきたくない感じもします。そんなに急がなくても。 インダストリー4.0 第4次産業革命の全貌 [ 尾木蔵人 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 尾木蔵…

池上彰「なぜ、世界から戦争がなくならないのか?」

人間は国とお金を所有してしまったところから、おかしくなってしまったのではないでしょうか。 もともと土地は誰のものでもないし、お金だって実態の無いものです。 それでもきっと戦争のない世の中がやってくるのを期待します。 なぜ、世界から戦争がなくな…

倉本聰「愚者が訊く」

倉本さんの思想は人間にとって大切なものだと思います。 その倉本さんがいろんな分野のスペシャリストと対談しました。ミツバチの話、農業の話、原発の話。どれもうーんと考え込んでしまいます。 日本は何か大きなものに動かされてしまっていますよね。 みん…

池上彰「そうだったのか!日本現代史」

そうだったのか シリーズが続きました。日本の近代史はなかなか勉強する機会がないので、とても面白い。 1990年頃からは記憶もあるし、でも当時はそこまで関心が無かったので、なるほど、と思うことがたくさんあります。 1980年代(バブル経済)が異常だったこ…