2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

堀井憲一郎「若者殺しの時代」

内容は、筆者が過去を振り返り、それにデータを若干添付し、主観客観の両方から考察を加えています。 雑誌、ドラマ、ミステリー小説等を細かく調べているのは面白い。 タイトルと内容が若干マッチしていないようにも感じます。 資本主義の行き過ぎを警告し、…

司馬遼太郎「坂の上の雲 一」

先日日本の歴史を読んでいて、正岡子規と秋山真之と親交があったことを知りました。 この本を読むべき時がきたのでは、と思った瞬間です。 物語は秋山兄弟、正岡子規の幼少時代から青年時代を中心に進みます。 1巻の最後は日清戦争です。 この頃日本の人口は…

ヘンリー・D・ソロー「森の生活」

購入して5年くらい経っちゃいますでしょうか。 読み始めてからも3ヶ月くらいかかりました。 他の本を読んでしまったりして。 ソローさんが2年ちょっと、森の中の小さな小屋で生活をすることになりました。 どうしてそうなってしまったのか、そしてその生活は…

ビートたけし「テレビじゃ言えない」

最初の方はふむふむと思うこともありますが、まあだからと言ってあえて特別に読むべきものでも無さそうです。 読みやすい本ですけれど。 この方はもしかしたらあるテーマを真面目に論じたら、本当に価値のあるものになるかもしれません。 テレビじゃ言えない…

日本の名随筆 別巻73 野球

正岡子規が野球に熱心だったと聞き、それなら何か文章を残しているはず、と調べてたどり着いたのがこの本です。 夏目漱石、寺田寅彦、井伏鱒二、坂口安吾、などいろんな人が野球に関する随筆を残していることにびっくり。 そして、作品社の「名随筆」シリー…

せきしろ「去年ルノアールで」

せきしろさんが短歌を作っている本を読んで、ちょっと興味がありまして。 たまに面白い章(部分)もあるのだけれど、どんどん読み進めたくなる本か?と問われると、うーんと考え込んでしまいます。 ちょっと物足りない感じがしました。 去年ルノアールで 完全…

「集英社 日本の歴史」

子供(小学生)が読んでいます。 昔よりも充実していますね。特に近代~現代にかけて。 バブル崩壊、冷戦の終結、PKO、小泉内閣、アラブの春、インターネット、東日本大震災、集団的自衛権のことにまで触れています。 日本の歴史の大きな流れが理解できます。 …