堀井憲一郎「若者殺しの時代」

 
内容は、筆者が過去を振り返り、それにデータを若干添付し、主観客観の両方から考察を加えています。
 
雑誌、ドラマ、ミステリー小説等を細かく調べているのは面白い。
 
タイトルと内容が若干マッチしていないようにも感じます。
 
資本主義の行き過ぎを警告し、若者が一番それに巻き込まれやすい、といえばわかりやすいでしょうか。
 
10年以上前の本ですので、今読むのはちょっと遅すぎます。
 
そんな時代だったよな、と40歳以上の人は懐古できるかもしれません。
 
 
堀井憲一郎「若者殺しの時代」
 
 
 
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