2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

殊能将之「ハサミ男」

ミステリーはほとんど読みません。前回読んだのはいつでしょうか。そのくらい読んでいません。読み始めたら、結構面白くて読んじゃいました。途中で??と思ったところがやっぱり関係していました。全容を知った後で再読したらまた違った視点で楽しめそうで…

野中柊「小春日和」

小春と日和の双子の物語。3月生まれなのに小春日和。小学生の二人の回りに起る山あり谷ありの出来事。映画を観たくなります。音楽を聴きたくなります。 ひつじ日和の由来となった本の一つです。 小春日和 (集英社文庫) [ 野中柊 ]価格: 565 円楽天で詳細を…

ジェイ・ルービン編「ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29」

日本の短編が、編者のものさしで選ばれています。もしかしたら日本人だったら選ばないものもあるのではないでしょうか。この本で出合って、面白いと思った作品が多数あります。その著者達の他の作品も読みたくなりました。また日本語版出版にあたり、省かれ…

バージニア・リー・バートン「せいめいのれきし」

何度か読んだことあったのですが、「深読み、せいめいのれきし」を読んでまた読みたくなりました。お互いを補完する良い本達です。どのページも興味深い絵ばかりですが、特に最後の博物館を割った見開きのページが好きです。小学生のちびっこも一生懸命に読…

三田誠広「いちご同盟」

何も知らずに読み始めました。簡単に読めますが、いろいろあります。最近の作品かと思ったのですが、もう30年も前に出版されていたんですね。つながるのは信頼できる人だけで良いんです。 いちご同盟とはそういうことなんですね。 いちご同盟 (集英社文庫)…

真鍋真「深読み!絵本「せいめいのれきし」」

「せめいのれきし」という名作絵本の解説なのですが、純粋にこの本だけでも楽しめますし、この本が生命の歴史をざっくりと解説しています。絵本を再度読みたくなりました。 深読み!絵本『せいめいのれきし』 (岩波科学ライブラリー) [ 真鍋真 ]価格: 1650…

養老孟司xC・Wニコル「身体を忘れた日本人」

お二人とも日本にかなり危機感を持っています。ただこの本だけが全てではないとも思います。大切なことには間違いありません。やっぱり対談の本って苦手です。C・Wニコルさんには長生きして欲しいです。 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF P…