読書空間 ひつじ日和

浜松市の小さな書店です

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

自立

あなたを満たし癒すものはありますか。私の場合は音楽。気持ちに直接作用するものですから良質な音に触れていたいです。 好きなピアニストの演奏は気分が良くなります。ずっと好きでいたいから大事に大事に。今はいろいろな情報が簡単に手に入りますが敢えて…

加藤秀俊「九十歳のラブレター」

ある夫婦の記録です。およそ70年共に生活しました。戦争や社会の混乱を乗り越え、海外を含む様々な場所に住みました。良いことも悪いこともありました。良いことの方が多くありました。特に晩年は良いことばかり。自然を愛で、お互いを気遣い、ゆったりと暮…

2025年7月の予定

2025年7月の予定です。急に日程、時間等、変更する可能性があります。事前に当ブログでご確認ください。 前半営業日 水、木、金曜日 10時頃~16時頃おやすみ 土、日、月、火曜日 後半営業日 木、金、土曜日 17時頃~20時頃おやすみ 日、月、火、水曜日 ・静…

H・G・ウェルズ「タイムマシン」

1895年の作品。こんな昔からタイムマシンのような概念があったのでしょうか。それとも独創的で突拍子もない問題作だったのでしょうか。空間の三次元に加えて時間軸を足し四次元を自由に行き来します。電球ですら発明されて間もない頃に80万年後の未来を想像…

対話

対話するということは本来聞く人がいます。人は対話がないと病んでしまうそうです。 話すのは好きでも聞かない人は多いです。人の「物語」には興味がない。でも、誰もが自分の「物語」は必要なんでしょうね。 人の話は聞きたくないと言う人がいたら、もしか…

小川洋子「カラーひよことコーヒー豆」

小さい頃「外国」という国があると思っていました。アメリカ、イギリス、フランス、中国、外国。小川洋子さんはインドとドイツの区別がつかなかったそうです。今でも旧ユーゴスラビア周辺とかアフリカの国々は区別がつきませんが・・。 世界のはじっこで自分…

久坂部羊「ブラック・ジャックは遠かった」

お医者さんでもあり小説家でもある久坂部さん。医学に関する本を過去に2冊読んだことがありますが、中立的な立場が信頼できる人だと思いました。 この本はエッセイです。大学時代から研修医時代をどうやって過ごしていたか、がメインです。面白いのは人と視…

優雅なハリネズミ

ある方からクリスタルパズルをいただきました。難しくて出来なかったそうです。二日かけて末っ子ちゃんが作ってくれました! ハリネズミのジレンマって言いますよね。トゲのせいで近づきたいのに近づけない。でもそのトゲトゲはキラキラ!ってことですかね。…

「最強に面白い 素粒子」

この地球上のすべては同じ原子でできています。生き物であろうが植物であろうが建築物であろうが。 100個くらいの原子でこの多様性を生み出すことができたのはどうしてでしょうか。不思議すぎて夜も眠れません。(実は寝ています。) その原子はさらに細かい粒…

お知らせ

いつもありがとうございます。お知らせがこざいます。 心静かにゆったり本に出会うために今月から喫茶を終了します。 よりいっそうシンプルに小さな喜びが循環する場として整えて参ります。 読書空間 ひつじ日和

東龍夫「ザ・ソウル・オブ・くず屋」

普段から何気なくゴミと言ってしまいますが、そのほとんどは再利用が可能なので、資源、と言うべきなのでしょう。 特に生ごみを資源と思うのは少し違和感があるかもしれません。でも本当は立派な資源です。微生物たちが植物が利用できるように分解してくれま…

呼吸

久しぶりに家でひとり過ごす時間が長い日がありました。みな元気に学校や出張。ありがたいことです。自分の予定もないし両親に関する用事もない。夫のお昼も無用。 でも、いざ自由となった時にしたことはいつもと変わらず。誰にも邪魔されず時間も気にせず、…

青木理「時代の反逆者たち」

青木理さんのナイン・インタビューズ。対談集は不満が残る場合が多いのですが、この本はかゆいところに手が届いているような気がします。きっと青木理さんの腕が良いのでしょう。 それぞれの社会問題について、エキスパートたちの貴重な考えを知ることができ…

茂木健一郎/江村哲二「音楽を「考える」」

音楽は不思議だらけです。人間の耳はどうやって音の違いを判断しているのでしょう。高低や強弱だけでなく音色みたいなものまで区別ができます。音を聞いていないのに頭の中で音楽が流れることも。 たまに心に響く曲を作る人が現れるのはなぜでしょうか。選ば…

黄昏時のひつじ日和

昨年試して好評だった黄昏時営業。今年は7月下旬から(木)(金)(土)の17時〜20時の予定です。少し涼しくなったお時間に本屋へふらり♪お待ちしております。 読書空間 ひつじ日和

熊代亨「人間はどこまで家畜か」

現状の社会に合わせるように人間も変化してきました。空気を読む、とか自粛警察とか、キャラを演じる、とかもその一部ではないでしょうか。この変化がさらに現状の社会(特に資本主義)を増強します。増強された社会がまたそれに飼いならされた人間を作り出し…

マーガレット・A・サリンジャー「我が父サリンジャー」

「我が父サリンジャー」というタイトルから、サリンジャーのことばかりを書いているかと想像しましたが、そうではありません。 有名な父を持つマーガレットさんが幼少時代からどう生きてきたかの記録です。そこにはどうしても父親サリンジャーの存在が無視で…