2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「池上彰が世界の知性に聞く どうなっている日本経済、世界の危機」

3章の7人のインタビューは2012年当時のものです。 少し物足りない感じがしました。 トマ・ピケティ氏のインタビューだけでも1冊できたのでは? もしくは、2章の3人を1冊にするとか。 バブル経済とその崩壊の大きな理由の一つに団塊の世代が絡んでいると思う…

国谷裕子「キャスターという仕事」

テレビからもこの本からも聡明さが伝わってきます。 映像という偏った上に影響力のあるメディアだからこそ、言葉を大切にしているというスタンスは非常に大切です。 継続は力なり。23年間も続けるなんてすごいことです。 池上彰さんのように本を執筆されては…

鈴木克明 鈴木有紀「不器用なカレー食堂」

インドにここまで傾倒するのはすごいことです。 そしてお店をやるにもしっかりとした芯があります。 譲れないものは譲れない。 このスタンスが魅力的です。 いつかこのお店のカレーを食べてみたい。 カルカッタのサモサが好きだったんですが、あるのでしょう…

村上春樹「アフターダーク」

この本が出た当時に一度読んで、あまり好きではなかったのですが、 10年ぶりくらいに読み返し、そんなに悪くないと思いました。 渋谷あたりの深夜でしょうか。 若者だからこその物語。 徹夜はもう出来ません。 アフターダーク (講談社文庫) [ 村上 春樹 ]…

吉野源三郎「君たちはどう生きるか」

小学生の娘が買ってきました。 すごい本を選んだな、と思いました。 興味があったので読んでみました。 小学生には少し難しいかも知れません。 中学生なら良いかな?人生の困ったポイントで読み返すと良いかも。 もちろん大人になっても不足はありません。 …

yomyom2017

今、過去の記事を読んでびっくりしました。 1年以上更新していませんでした。 久しぶりの更新。 yomyom2017です。 去年は飛ばしちゃってますね。 パール・バック「大地」 長いですが、最初が特に面白い。 ヘンリー・D・ソロー「森の生活」 5年くらい前に購入…

アンドリュー・キンブレル「生命に部分はない」

人類は、経済活動のためにいよいよ人間パーツまで切り売りするようになってしまった。 血液、臓器、受精卵、そして胎児まで。 このまま何も考えなければどこまで行ってしまうのか。 カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」の世界が現実になってしまうかもし…

森岡督行「荒野の古本屋」

森岡書店、店主、森岡氏の半生みたいなものでしょうか。 独特の文章に加え、様々な出来事が本に彩りを加えます。 写真集の類は興味がありませんが、すごい世界があるんですね。 本の奥深さを感じます。 荒野の古本屋 [ 森岡 督行 ]価格: 616 円楽天で詳細を…

池上彰「経済学の講義2」

この講義を受講した学生さんは貴重な体験だったのでは。 ニュース編となっていますが、1巻の切り口を少し変えた感じです。 地政学、EU、宗教、金融政策、そして最近の成長企業の理由、など。 それにしても受講者の難しそうな質問に即答できる池上さんは本当…

池上彰「ニュースを疑え」

ニュースを疑え、というタイトルですが、どちらかというと時事問題解説です。 トランプ大統領からはじまり、世界で現在起きている問題を解説します。 その中には確かに正しくないニュースもあるよ、という程度です。 昨日トランプさんが、エルサレムをイスラ…