2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

養老孟司「バカの壁」

今更ですが、読みました。 いろんなことを、一生懸命に考えて、体を動かして、 壁をうまく抜けていくことが大切です。 10年以上前の本ですが、非常に腑に落ちました。 バカの壁 (新潮新書) [ 養老 孟司 ]価格: 858 円楽天で詳細を見る 養老孟司「バカの壁…

宮台真司「日本の難点」

理解すべき内容がたくさんあると思うんですが、 難しすぎて考え込んでしまう部分も多くありました。 それでも、納得すべきところもありました。 もちろん、そうかなぁという部分もありますが。 とにかく宮台さんの知識がすごいので、 読むにはそれと同じくら…

夏目漱石「行人」

毎年、なぜかこの季節になると夏目漱石さんの本を読みたくなります。 昨年は「こころ」でした。 今年はいつか読もうと思ってずっと手元にあったこの本です。 読みだしたら、面白くて、ぐいぐい読みたいのですが、 そういうわけにもいかず、毎日ちょっとずつ…

小泉純一郎「音楽遍歴」

小泉さんらしい語り口で、音楽について述べています。 強引に押し付けるでもなく、それでいて好きなものははっきりしています。 ジャンルは、スタンダードなクラッシック、オペラ、 エルヴィス・プレスリー、X JAPANと幅広く取り上げています。 オペラにはか…

阿形清和「切っても切ってもプラナリア」

子供が借りてきた本ですが、思わず入り込んでしまいました。 プラナリアという名前は知っていたのですが、そんなにすごい生物だったのですね。 昔、川で遊んでいた時に、多分たくさん出会っていたんだと思います。 その時は全く目に入りませんでした。 切っ…

小野瀬直美「はやぶさ君の冒険日誌」

映画をみて、川口さんの本を読んで、内容をほぼ把握した上で読みました。 しかし、まだ知らない情報というのはやっぱりあるんですね。 この形式だからこそ、分かる事実。 はやぶさへのみなさんの愛を感じます。 【中古】 はやぶさ君の冒険日誌/小野瀬直美【…

川口淳一郎「はやぶさ、そうまでして君は」

はやぶさくん、よく帰ってきたと思います。 奇跡という文字では表せないくらい、いろんな幸運があったのですね。 先日映画を見たのですが、なぜ?という部分がかなりありました。 そこでこの本を読んでみました。 映画では分からなかったいろんな事実が分か…

東山魁夷「風景との巡り合い」

東山さんの絵を見ると、心がざわつく感じがします。 なぜでしょうか。 文庫サイズでも同じです。 最後に、大きな力、のことについて述べられていますが、全くその通りだと思います。 信濃美術館の東山魁夷館も良かったです。 風景との巡り合い (新潮文庫―東…

塩野七生「レパントの海戦」

昔の海の戦いは接近戦なんですね。 想像できません。 コンスタンティノープルの陥落、ロードス島攻防記に続いて、キリスト教とイスラム教の戦い最終章。 ベネツィアの底力が垣間見られます。 地中海は小さい島がたくさんあって、どれも魅力的に感じます。 舟…

映画「はやぶさ/HAYABUSA」

こんなに泣けるなんて思っていませんでした。 宇宙というのは未知の世界なので、専門家がどんなに想定をしつくしてもいろんなトラブルが出てしまいます。 あれだけのトラブルの中、よく帰って来たと思います。 フィクションの部分もあると思いますが、いろん…

曽野綾子「親の計らい」

人それぞれ、考え方があるかと思いますが、共感することが多くありました。 ・家庭のしつけの最大のものは言葉遣いである ・学校は知識を得るとともに、人生を知り、苦難に耐えて生き抜く心身を鍛え、その技術も覚え、多様な人々と共生する社会というものの…

木村秋則「りんごが教えてくれたこと」

りんごは農薬まみれとは聞いていましたが、これほどとは。 自然の力を信じ、寄り添って行くのが自然栽培、ということでしょうか。 人間は自然の循環の中にいるだけなんですよね。 力でねじ伏せるより、お任せした方が良いことは間違いありません。 それはい…

サマセット・モーム「お菓子とビール」

あまり劇的な出来事はないのですが、なぜだか続きを読みたくなります。 面白い本というのは、こういうものですね。 じわじわと心を動かされます。 退屈な田舎街の描写、クールな語り手主人公。 明るく魅力的な女性、変わった作家達と、それに群がる人々。 全…

山中千尋「MADRIGAL」

山中さんの曲は初めてです。 「caravan」が聞きたかったので、このCDを選びました。 caravanは、オリジナルの方が好きです。 しかし他の曲は良かったですね。 Madrigal Lesson 51 とか。 山中さんの他のCDも聞いてみたいと思います。 MADRIGAL アーティスト:…