読書空間 ひつじ日和

浜松市の小さな書店です

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

若井克子「東大教授、若年性アルツハイマーになる」

漢字が思い出せなくなる。昔よく行っていた場所にたどり着けなくなる。ATMの操作が出来なくなる。 こんな事態になったらどう対応したらよいでしょうか。しかも50代で。きっと途方に暮れてしまうでしょう。 病気を受入れ共に生きていくことを決めた若井夫妻。…

UFO 2

(月です。。。) 遊び心と夢のあるお話としてUFOはいて欲しい派です。 残念ながら一度も見たことはありません。 お店には「flying object 」と題された一枚の絵画があります。 面白いことに、そのUFOの存在にすぐ気付く方とそうでない方がいらっしゃいます。 …

ミヒャエル・エンデ「モモ」

時間をテーマにした物語。 ミヒャエル・エンデさんは資本主義が浸透していく世の中を憂いていたのでしょうか。 資本主義は、基本的には人々にどれだけ時間を使ってもらうかが重要です。その方法としてサービスや物等が存在します。少しでも隙間があればそこ…

再会

夏休みには家族や友人との再会を楽しみにしている方もいらっしゃると思います。 「登山家、野口健さんの娘さんがニ年半ぶりに帰国し再会する動画」を見ました。野口お父さん、うれしそう!デレデレ〜!久々に会える喜びがあふれるほど伝わってきました。 絵…

椿 玲未「カイメン すてきなスカスカ」

海が無い場所で育ったせいか、海の生物が不思議に感じました。水中眼鏡をして動く生物を夢中で追いかけました。 動きがあまり無いものは不気味です。ナマコや岩に密集して付いる貝やフジツボ。 きっとカイメンもそこに居たのだろうけれど、全く興味を持って…

2022年7月の予定

2022年7月の予定です。営業時間:10時頃~16時頃おやすみ:18日(月)・19日(火)・土曜日・日曜日書籍目的だけのご来店も大歓迎です。(タップorクリックで拡大します。)四葉がどこかに・・。読書空間 ひつじ日和

無言

(随分長い間うちにとまっていた静かな雌) 週明けの朝、確認したはずなのに給食当番用の白衣がぽつんと忘れられていました。 しまったー! 気付いたのは遅く、給食の時間前に届けるしかありませんでした。 週末に持ち帰り洗って週明けに持って行く。 妹は忘れ…

ジョゼ・サラマーゴ「象の旅」

昨年(2021年)中国で象がかなりの距離を北上し話題になりました。小象と一緒に休憩をとっている写真はとても心ひかれました。 日本では江戸時代に長崎から江戸まで歩いた象がいたのです。それを初めて聞いた時にはとても驚いたものです。 しかし世界は広いん…

配達

前日の荒天と打って変わった青空のある日、ずんずん歩いて本の配達をしてきました。 ↑ あたかもたくさん配達している風(笑)ですが、実は毎月一か所だけ、お届けに伺っております。 ポストに入れてもよいのだけれど、この季節いつ雨に濡れしまうかわからない…

杉本博司「苔のむすまで」

魅力的な写真を撮る杉本さん。なぜか骨董も仕事の一部になってしまいます。(その経緯は「骨の薫り」P126~に)最近は江之浦測候所のような建築まで手掛けます。本まで出してしまいますし。豊富な才能の持ち主です。 長年、三十三間堂の千体仏を撮影したかった…

トルストイ「イワンの馬鹿」

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」と同じような雰囲気を感じました。このイワンは決して馬鹿なのではなく純粋で誠実なだけだと思います。 この作品の背景にはトルストイの苦悩があります。戦争に疑問を感じ、西欧文明に失望し、農作業に精を出します。農民の教育の…

睡蓮

(雨上がりの夕空 散歩に出てよかった) 蓮の花からはじまった興味は、睡蓮へ。 曖昧だった違いも次第にわかるようになりました。 日差しが弱くなると眠るように花を閉じる姿からそう呼ばれるという睡蓮。 すっと背が高く凛とした蓮の花とは違い、水面近くに浮…

松村圭一郎「くらしのアナキズム」

インドを旅行した時、一日中何もしないで道端に座っている人をかなり見かけました。働かなくても生きていける状況があることにとても驚きました。今の日本では、仮に自給自足で生活したとしても、年金や健康保険だけでも数万円の現金収入が必要です。就職す…

T.E.カーハート「パリ左岸のピアノ工房」

小さい頃なぜか自宅がピアノ教室でした。どこかから先生が来て近隣の子供たちにピアノを教えていました。ある時から当然レッスンを受けるようになりました。 その先生はとても厳しく毎回怒られてばかりでした。練習曲ばかりの楽譜もチンプンカンプンでしたし…

七夕

(梶の葉が描かれています) 七夕はすっきりと晴れる日は少ないですね。 織姫と彦星、好きな時に会わせてあげたいなあ。 願い事の短冊は、古くは梶の葉に由来があると教えていただきました。 素敵な七夕のしつらえのおかげで、ふわっとさわやかな風が吹いてき…

伊勢崎賢治「本当の戦争の話をしよう」

なぜ地球から紛争がなくならないのでしょうか。世界中一斉に武力放棄をすることは不可能なのでしょうか。とても難しいとは思っても希望は持っていたいと思います。 現実的には伊勢崎さんのやってきたこと(地道な武装解除)がとても大切なのかもしれません。 …

蓮の花

昨年訪ねた華厳寺のお坊さまのお話で最も心に残っているのは、観音菩薩が手に持つ蓮の花のこと。 開いているのではなく、蕾であることに深い意味があると教えて下さいました。 そういえば旅先で仏像にお供えしたのもそうでした。 金色に輝く仏像の前のすらり…

甲斐信枝「あしなが蜂と暮らした夏」

小学生の時の遊びの一つに、蜂の巣落とし、がありました。長い棒を持って軒先のあるあしなが蜂の巣を突っついて落とします。落としたらとにかく一目散に逃げます。数人で遂行することが多いのですが、逃げる方向は全員バラバラです。目標を一つにしない意識…