松村圭一郎「くらしのアナキズム」

 
インドを旅行した時、一日中何もしないで道端に座っている人をかなり見かけました。
働かなくても生きていける状況があることにとても驚きました。
今の日本では、仮に自給自足で生活したとしても、年金や健康保険だけでも数万円の現金収入が必要です。
就職する前だったので働くことの意味みたいなものを考えてしまいました。
 
 
国がしっかりしていくほど、そして経済規模が大きくなればなるほど、固定費が増えていってしまいます。
人々はますます労働せざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。
 
 
今十分幸せなのに、将来の幸せのために現在の幸せを削っているようです。
 
 
なぜそうなってしまったのか。
これからどうしたらよいのか。
 
この本から見えてくるものがありそうです。
 
 
 
 
ジョン・レノンの「Imagine」を想起しました。
 
 
 
 
 
松村圭一郎「くらしのアナキズム」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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