2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

yomyom2015

今年もあと少し。 毎年書いているyomyomを今年も。 このブログでは2008年から書いていたんですね。さっき調べました。 その前はmixiで書いていたみたいです(記憶がありません)。 今年読んだ本の中から印象に残ったものの抜粋です。 桐光学園特別授業「未来コ…

NHK取材班「硫黄島玉砕戦」

秘島図鑑を読んで、知らなければいけない事実と感じた硫黄島。 日本が劣勢になり、サイパン陥落後、絶対に守らなければならない島。 (硫黄島を奪取されると本土への空爆が容易になるため。) 2万人の守備隊が派遣され、壮絶な戦闘が繰り広げられます。 当初ア…

岳信也「災害の日本史」

648年の白鳳地震から2011年東日本大震災までの災害の歴史を、日本の歴史と関連付けて書いてあります。 文庫で600ページを超える本ですが、非常に面白く、読んでしまいました。 日本史をおさらいしたような感じです。 災害がある時に、歴史は動きます。 そし…

清水浩史「秘島図鑑」

考えると、日本の小さな島なんて数えるほどしか行ったことがない。 江の島、淡路島くらいなものです。 まさか無人島のことなどほとんど考えたことありません。 そんな島があったなんて。驚愕の事実です。 島にはいろんなことが起こります。 漂流、鳥類の撲殺…

井上恭介「里海資本論」

地球上にある元素は、大まかに言って一定である。 例えば炭素がいろんな物質に形を変えるが、その総数は変わらない。 循環がそれを支えている。 人間も例外ではない。絶えず構成する元素が入れ替わっている。(福岡伸一ハカセの本を読んでみてください) ここ…

履物と傘の物語と里山資本主義

里山資本主義という言葉を最近知りました。里山にはGDPに換算できないものやことがたくさんあるということ。それを積極的にやっている人がいること。岡山県真庭市のバイオマス発電のこと。 この本を読んでいて、ちょっと前に”みんなのうた”でやっていた「傘…

保坂和志「プレーンソング」

静かな内容です。 特に何か起こるわけではないんですが、でも日常からすると変化がある。 その内容を小説にしている感じです。 結局最後まで読んでしまったので、やっぱり面白い、ということなんでしょうか。 好き嫌いが分かれそうな気がします。 プレーンソ…

佐藤雅彦「考えの整頓」

暮しの手帖を毎回読んでいた時、楽しみにしていたコラムです。 佐藤さんの発想力というのは、日々の些細なことを、 好奇心を持って眺め、考え尽くすことによって成り立っているのだと思います。 この本もそのかけらが見えます。 読んでいると頭の体操になり…

藻谷浩介・NHK広島取材班「里山資本主義」

小さな地域で自給自足を目指すことは、大切なことですし、やっていきたいことです。 ・バイオマスエネルギーをここまでやっている自治体があること。 ・オーストリアの底力がすごいこと、脱原発が憲法に ・エコストーブ、CLTの利用 自分たちにできることは、…