岳信也「災害の日本史」

 
648年の白鳳地震から2011年東日本大震災までの災害の歴史を、日本の歴史と関連付けて書いてあります。
文庫で600ページを超える本ですが、非常に面白く、読んでしまいました。
日本史をおさらいしたような感じです。
 

 

災害がある時に、歴史は動きます。
そしてなぜか災害は立て続けにやってきます。
 

 

長い歴史の中で、東日本大震災は一つの転機になっています。
戦争や争乱時の災害も大変ですが、原発の事故も違った意味で大変です。
著者も述べていますが、今日本は災害の激繁期に入ったのではないかと思われます。
再稼働した原発が心配です。

 

 

 

岳信也「災害の日本史」

 

 

 

 

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