2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

内村鑑三「代表的日本人」

日清戦争の頃に書かれた本。 西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮 の5人です。 上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹は元から興味があり、いろんなところで触れてきました。 すごい人達。 西郷さんについてはそんなに良いイメージが無かったのですが、こ…

宮本輝「草花たちの静かな誓い」

2014年から新聞に連載されていたようです。 2014年だと宮本氏は67歳前後。 スマートフォンとか、PCのこととか結構詳しいです。 草花のことにも相当通じていますよね。 ミステリーのような内容も織り交ぜながら、いつもの作品みたいなトーンもあります。 けっ…

「一個人主義」

宮本輝さんの短編集を探していたら、これに出会いました。 いろんな人が50歳以降の生き方を述べています。 なるほど、と思うこともあれば、そうかな?と思うことも。 人間の深さが分かります。どの人が、とは申しません。 言葉だけならどうにでもなるんです…

小川洋子「小川洋子の偏愛短篇箱」

小川洋子さんが偏愛する短編集16作品。 どれも面白いものばかりでした。 さすがです。 有名な人でもはじめて読むものばかりです。 こういう短編集は大歓迎です。 小川洋子の偏愛短篇箱 (河出文庫) [ 小川 洋子 ]価格: 1034 円楽天で詳細を見る 小川洋子「…

池井戸潤「かばん屋の相続」

中小、零細企業を中心とした短編集6個。 銀行員を主役にして、これだけ作品が書けるのはすごいですね。 さすが元銀行員。 中小企業の経営をやっている人にはかなり面白く読めるのではないでしょうか。 日々起こっていることじゃなかいと思います。 この本を…

星新一「午後の恐竜」

星新一氏のショートショート、久しぶりに読みました。 短い中にいろいろ盛り込めちゃうのですごいですね。 「理想的販売方」の企画開発部長はどこに行っても大丈夫です。 この本のイラストのヒサクニヒコさんは恐竜の絵を描いている方だとか。 恐竜好きの息…