伊勢崎賢治「本当の戦争の話をしよう」

 
なぜ地球から紛争がなくならないのでしょうか。
世界中一斉に武力放棄をすることは不可能なのでしょうか。
とても難しいとは思っても希望は持っていたいと思います。
 
現実的には伊勢崎さんのやってきたこと(地道な武装解除)がとても大切なのかもしれません。
 
 
 
高校生と戦争、紛争、原子力発電所等について語り合います。
高校生はとても素直で、一生懸命に考えていることが印象的です。
 
 
 
「これだけ介入の失敗を現場で見てきて、ほんと、一切、介入というものがなくなったら、どんなに素敵かと思うことがある。でも今、地球上で一番難しいのは、介入しないことかもしれない。」
 
 
「正義、現状を良くしたいという強過ぎる想いが、結果的に、良くしたいと思っていた世の中を含めて、傷つける場合がある。」
 
 
 
「こういう国(核保有国)を排除すればするほど、彼らが抱える恐怖を刺激し、より内向きの原理的志向に走らせて、自動的に核兵器への渇望を増大させるということです。」
 
 
 
争いを好む人なんてどこにもいないはずです。
 
 
 
地球規模で平和を願いたいのですが、あまり大きすぎても手に負えないので、身の回りの小さな平和を維持したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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