幸田文「木」

 
 
 
大きな樹を見るとなんとも言えない感情になります。
自然の驚異みたいなものも同時に感じます。
 
 
 
幸田文さんが木を見るために日本中を旅します。
北海道から屋久島まで。
 
樹皮を着物みたいだ、と表現し、使い道の無い曲がった木にも同情を示します。
 
なぜか引き込まれる文章でした。
 
 
読み進めているうちに既視感(既読感かな?)が。
「崩れ」と同時進行していたんですね。
姉妹本です。
 
 
 
幸田文「木」
 
 
幸田文「崩れ」
 
 
 
読書空間 ひつじ日和